現在、新校舎1棟を建設中ですが、1月末の竣工に向けて、工事も内装部分に進んでいます。先日の定例打合せ会議では、トイレ部分が話題になりました。
本学は、理事長、学長、副学長、法人事務局長はすべて女性が就任しています。他学との違いを打ち出すために、女性の目線で、女子学生が学びやすい環境を整えたいと企画しています。長い時間を過ごす校舎の中では、教室以外にも、トイレ空間が重要と考え、パウダールームの充実など洗練された雰囲気にし、女子学生の快適性や利便性に配慮しています。
女子トイレは、個室ごとに壁紙が違う模様を展開することとし、その日の気分に合わせて、あるいは好きな色や模様の個室を選んで利用できるようにします。いずれの個室も、利用すると元気が出そうな、カラフルなボタニカル調の大きな柄の壁紙を配します。一方、併設するパウダールームは、ホッと落ち着けるような雰囲気の場として、ピンク色の背景に、柔らかでガーリーな模様のついた壁紙で囲まれた空間とします。
トイレのある部分の、外から見た壁の部分には、村上を代表する堆朱や日本海に沈む夕日をイメージした色の装飾を施します。ここは、エントランスからも目立って見える部分になります。
本ブログは、文字だけですが、皆様には想像力を膨らませてイメージすることで、完成を楽しみにしていただけましたら幸いです。