脳科学理論に基づいた、実践的な英語学習法(大人向け)を紹介した、画期的な書籍が、本日発刊されました。
脳科学的に正しい英語学習法 医学博士/「脳の学校」代表 加藤俊徳 著 KADOKAWA中経出版
著者の加藤先生は、ベストセラー「脳の強化書」「脳の強化書2」を代表作とし多数の本を執筆されており、テレビ番組や各地の講演会等でもご活躍されているので、ご存知の方も多いと思います。それだけではなく、われわれの分野で注目に値するのは、脳機能を光計測するfNIRS原理を発見されたことです。その原理は、近赤外光を用いて頭皮上から非侵襲的に脳機能マッピングする装置の開発に応用され、fNIRS装置は、脳リハビリテーションのモニターや、ヒトの脳研究に利用されています。本学との関係では、昨年秋に、大学院の特別講義の講師として、加藤先生をお招きしています。
先生と私は高校時代の同級生であり、紹介した書籍の本文中には、私に関するエピソードも織り込まれています。「英語は大人になってからでも、自分の専門領域を中心にじっくりと習得することができる。」と加藤先生は述べていますが、先生を知っている私には、とても説得力のある言葉に聞こえます。皆さんも(私も含めて)、もう遅いと諦めずに、英語にチャレンジしてみませんか?
本学は、医学英語運用能力を客観的に評価する「日本医学英語検定試験」の3・4級を受験できる、日本海側唯一の会場(全国10会場のうち)となっています。直近の第8回検定試験は、6月14日(日)に行われる予定となっており、5月2日まで日本医学英語教育学会のホームページで受験申し込みを受け付けています。
ところで、本日、学長と図書館の共同企画「学長ゼミ」の第一回を実施しました。「学長ゼミ」については、本学図書館ブログに詳細が報告されていますので、そちらをご覧下さい。