令和2年は、新型コロナウイルス感染症の話題で明け暮れた一年でした。本学においても、緊急事態宣言の発令や日々変わる状況に対応するため、さまざまな情報を収集して、迅速かつ適切な判断を求められる毎日が続きました。学生の皆さんにも、いまだかつて経験したことのない、新しい大学生活をお願いせざるを得なくなりました。
幸いなことに、本学では、これまで学生・教職員ともに一人も感染者は確認されていません。関係する皆様の感染症対策への日々の努力に感謝いたします。
去年の今頃は、このような状況になろうとは、まったく想像もつかないことでした。そして、今も、この先、感染症がどうなっていくのか、そして、世の中がどう変化していくかは、予測することが難しいです。
そんないつもと違う年となった令和2年も残すところあとわずかとなり、今日12月28日は、本学でも仕事納めの日となりました。今年は忘年会も仕事納めの会も中止となり、年末も、いつもと違う寂しいものとなりました。
さて、私の学長としての2期6年間は、この3月末まで、ということになっていましたが、引き続き3期目あと3年間、続投させていただくことが決まりました。
正直言って、この6年間は、大変なことが多かった、という心境ではありますが、この間に、専門分野や世代等の異なる多くの方々とも交流させていただくことができましたことは、かけがえのない経験となりました。
これからも本学の揺るぎない発展を目指し、皆様とともに着実に歩みを進めていきたいと思います。
皆様が、新しい年も健康であり続けられるよう、心から願っています。