本格的な冬到来近し(人も野鳥もウイルス感染拡大中)

寒さが日に日に増し、いよいよ明日以降、雪の予報となっている日が多くなりました。気温の低下に比例するかのように、新型コロナウイルス感染症は拡大の一途をたどっています。一方、近隣地域のクマの被害は減少傾向にあるかのように見えます。そろそろ冬眠でしょうか?(でもまだ油断は禁物!)

そして、人間界の新型コロナウイルス感染症拡大の一方で、野鳥の世界でも高病原性鳥インフルエンザウイルス感染が猛威を振るい続けているようです。

本学の近くにはハクチョウが飛来する池があり、日中、ハクチョウたちは周辺の田んぼで餌を探して啄んで過ごしています。傍目で見ていると、その姿は非常にかわいらしく愛らしく飽きることがありません。当地では日常的な秋~冬の光景として見慣れている「田んぼのハクチョウ」ですが、全国的には珍しいようで、以前、某TV番組では、珍百景として取り上げられていたこともあります。これらハクチョウたちも常にウイルス感染の危機にさらされているのです。

文科省からは、連日のように「高病原性鳥インフルエンザに対する対策等について」という注意喚起の連絡が届きます。野鳥との接し方は、次の通りとするようにとのことです。以下、環境省作成の「野鳥との接し方」より。

○ 死亡した野鳥など野生動物は、素手で触らないでください。また、同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡していたら、お近くの都道府県や市町村役場にご連絡ください。

○ 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。

○ 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。

○ 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとしたりするのは避けてください。

鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた、冷静な行動をとれば、過度に心配する必要はないようです(しかし養鶏業者等にとっては死活問題ですね)。