2月7日(金)に、令和元年度大学院修士論文公開発表審査会を開催いたしました。この日の少し前から、鉛色の空が広がるようになり、外は少しだけ新潟の冬らしく、ほんのうっすらと雪が積もりました。ピーンと張りつめた、いつもの審査会らしい空気に包まれました。
発表審査会は、3月に修了予定の大学院2年生もしくは3年生(長期履修生)がスライドを用いて20分間発表し、その後に会場の教員たちから質疑応答を受けるというスタイルです。村上校の院生のほかに、東京サテライトキャンパスで学んでいる院生たちにも、村上で発表して審査を受けるよう課しています。今年度の発表院生の数はサテライト院生6名、村上院生2名の合計8名でした。午前中から開始し、1時間のお昼休みを挟んで午後までという長丁場でした。
そして、今年は発表年次の院生のみならず、1年生や留学生たちも積極的に参加してくれ、また、先生方も例年に増して大勢の参加があったため、会場の教室の席はぎっしりと隙間なく埋まり、補助いすも並べて対応するほどでした。質疑応答も活発に行われ、どの演題も予定時間の10分では足りないほどでした。発表者たちには、多くの有意義なアドバイスとなったことと思います。
発表審査会は終わり、現在、研究科長でもある私が審査結果を集計しているところです。そして、院生たちには、このあと、副査による最終試験が控えています。大学院修了まであと一息です。大学院の修了式は、学部の卒業式と同日の3月12日(木)10:30~ 村上市民ふれあいセンターで行われます。