3つの作業を徹底した国家試験対策プロジェクトの試み

本日7月13日は、本学オープンキャンパス(OC)の日です。3連休の初日で、様々なイベントが催され、また他学のOCも多数開催されているなか、本学を選んで参加いただいた受験生・保護者の皆さま、本当にありがとうございます。有意義にお過ごしいただいていますでしょうか?(本ブログをアップしている現在、OCのプログラムは進行中です。)

さて、タイトルにある「3つの作業を徹底した国家試験対策プロジェクトの試み」とは、昨年度に学長裁量経費研究課題として採択した、本学の教育改革に資する課題のひとつです。現理学療法学専攻長の松林義人准教授が中心となって、理学療法学専攻の他の若手教員らとともに一年間取り組んでくれた課題です。

その成果報告会を兼ねたFD(Faculty Development の略。教育内容・方法等をはじめとする研究や研修を大学全体として組織的に行うこと)研修会が、7月8日(月)にありました。本学では、毎月の教授会(教授会という名前ですが、小さな大学ですので、教授のみならず全教員に出席を求めている会です)のあとに、ほぼ定例として、教員の資質を高めるためのFD研修会を行っています。教授会のある日は、大学院担当教員は、さらに研究科委員会もあり、会議が続きますが、会議の日と割り切って授業日程も組んでいます。これにより各会議の出席率を高め、効率的に情報伝達や研修を行うことができています。

さて、肝心のプロジェクトについて、少しご紹介します。まず、プロジェクトの目的は、次のとおりでした。すなわち、学習方法が不明確など、学生が抱えている国家試験のための勉強方法を解決させるために、具体的な課題を提示し、「遂行させ」、その後に「発言させ」、理解度を教員が「確認する」という3つの作業を実施し、その有用性を検証することが目的でした。実際には、本プロジェクトの経費を使用して、教室の椅子等含む備品類を更新し、4年生が国家試験勉強に取り組みやすい環境を作り上げ、その中で、上記の3つの作業を徹底したとのことです。その結果、国家試験合格率の向上という成果を見ることができました。今年度も同様の教育方法を継続発展させて指導に当たっているとのことですので、さらなる成果を期待したいと思います。

それから、本学では、万一、国家試験に不合格となった場合のサポート体制もしっかりと整えています。卒業後も、希望者は卒後サポートシステムに登録することにより、継続的に本学教員より、教育指導・生活指導を受けることができます。このような取り組みについては、先日、日本私立学校振興・共済事業団の私学経営情報センターの方々が来学された際の補助金関連(本学は昨年度、文部科学省の経営強化集中支援事業に選定(全国で50大学・短大が選定)されています。支援は3か年継続の予定です)のヒアリングの際にも、高く評価されました。