2月26日付けで、文科省のホームページに、「平成30年度私立大学等改革総合支援事業の支援対象校の選定結果とりまとめ」が掲載されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1340519.htm
本学は、同事業においてタイプ1「教育の質的転換」を申請し、選定されました。本学は文部科学省が示している改革の方向に向いた先進的な大学運営・教育を目指していることを認めていただいたことになります。今年度は特に、「全学的な体制での教育の質的向上に向けた取組」、「高大接続改革への積極的な取組」を中心に評価されました。
新潟県内大学の選定状況は次の通りです。
タイプ1教育の質的転換(2大学) 新潟リハビリテーション大学、新潟工業短期大学
タイプ2産業界との連携 該当無し タイプ3他大学との広域・分野連携 該当無し タイプ4グローバル化 (1大学) 国際大学 タイプ5プラットホーム形成 該当無し |
本事業に選定されるための要件は、本年度からハードルが非常に高くなりました。特に地方の小規模大学にとっては、改革に真剣に取り組み、全学一丸となって一気に進めていく体制をとらない限り、選定されるのは難しい状況となりました。そのためか、こちらの補助金も東京一極集中の傾向が強く、地方の大学には配分が少ないようです。都道府県別選定状況は次の通りです。
また、本学は、合わせて申請した、文部科学省「平成30年度私立大学等経営強化集中支援事業」においても選定されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1367019.htm
本事業の目的は、「18歳人口の急激な減少を見据え、スピード感ある経営改革を進め、地方に高度な大学機能の集積を図る地方の中小規模私立大学等に対し集中的支援を行うもの」とされています。このため、こちらの事業は、支援対象として地方の中小規模校50校が選定されました。地方の大学が対象とはいえ、新潟県内では本学含めて2大学のみしか選定されていません。選定校は、新潟リハビリテーション大学と新潟工科大学 でした。
本学は上記2つの事業とも、私が学長に就任した平成27年度からは、毎年連続で選定され続けています。改革の推進には、全教職員の協力が不可欠で、非常にエネルギーを必要とすることであります。それでも、本学は、今後も学内体制を時代の流れに合ったものに整備し続け、改革をさらに推進していきます。
最後に、以前にも掲載予告をしていましたが、「第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」のホームページに、私のコラム(PRサポーターとして)が、3月7日付けで掲載されましたので、紹介いたします。興味のある方は下記URLをご参照ください。
https://niigata-futtotsu.jp/
https://niigata-futtotsu.jp/column/064/