新潟リハビリテーション大学
 
水と土の芸術祭(新潟市)オープニングイベント

水と土の芸術祭(新潟市)オープニングイベント

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写真の作品は、「堰2海抜ゼロ(2009)

アーティスト:土屋公雄APT 田原唯之+木村恒介    会場:上堰潟 です。

海抜ゼロメートル地帯の、かつて腰まで水に浸かりながら農作業を行っていた時の水面の視界を実感する作品。潟地の暮らしの歴史を体感し、未来を考える。(水と土の芸術祭ホームページ作品解説より)

今日から、水と土の芸術祭2015が、新潟市全域、潟エリアを中心に開催されています。オープニングイベントの招待状を頂きましたので、「オープニングセレモニー」と「上堰潟・佐潟を巡るアートガイドツアー」に参加してきました。この芸術祭は今年で3回目となるそうですが、以前より見てみたいと思いつつ行く機会がなかったので、今回は良いチャンスと思い参加してきました。

セレモニーはベースキャンプ(旧二葉中学校)玄関前の屋外で行われました。今にも泣き出しそうな空のもと、途中で雨がざーっとこないか心配でしたが、セレモニー中はなんとか天気は持ちました。悪天候を予測してか?私が会場に到着したとき(開始30分前頃)でも、まだ盛んに準備をしている最中でした。準備が終わるまで屋外の会場端っこに立って待っているしかなく、しかも並べられた椅子の数は少なめ…作家さん達の名札が次々に貼られていき、この調子ではセレモニー中も立ち見か?…と予測したとおりの展開になりました。

セレモニー終了後はベースキャンプ内の展示を少し見て(全部見る時間はなく)、観光バスに乗り込んでアートガイドツアーに行きました。このころには、ぽつぽつと雨も降り出していました。上堰潟と佐潟で2つずつの作品を鑑賞しましたが、私が一番印象に残ったのが写真の作品です。どの作品も奇抜で、かつ周りの風景をうまく利用して存在しているのですが、写真の作品は目の錯覚か?と思うくらいのびっくりするものです。ただし、どの作品へもバスを降りてから場所まで到達するために、ぬかるみや草むらを通ったりしないといけなかったり、距離が遠かったりしたため、スーツとパンプス姿で参加した私は少し後悔しました。訪れる方は是非歩きやすい格好とスニーカーをお勧めします。そして、歩く距離が長かった分、今回のツアーでは、いろいろな参加者の歩く速度の差が影響し、予定より40分近く遅れてのツアー終了となりました。夕方に別の予定を入れてしまっていた私にとっては、慌ただしい一日になりました。

セレモニーには、地方テレビの各局が撮影に来ており、今晩のニュースで報道されていましたが、中に私の顔も小さく映っていました。