おととい7日(水)より、食べる力をつける教室のⅡ期目が始まりました。これから毎週水曜日の午後(途中、岩船大祭の日は1回お休み)、11月16日まで全10回にわたり、教室は続きます。
新しい参加者を迎え、気持ちを新たにして取り組んでいきたいと思います。写真は教室開始前に参加者が集まり始めているところを撮影しました。Ⅱ期の初回となったおとといは、老人クラブの幹部の方々2名も駆けつけてくださり、開講式で素晴らしいご挨拶をいただきました。ご挨拶の中で「歯根膜(しこんまく):歯根とあごの骨の間に存在し、骨と歯を結び付けている線維状の組織」という専門用語も飛び出し、ビックリ。以前、別の機会にお話しさせていただいた時には「フレイル:簡単に言うと健常な状態と要介護状態の中間くらいの虚弱状態」という比較的新しい概念もご存知でした。その方は90歳を超えていらっしゃいますが、お元気で向学心も強く感心させられます。
さて、初回はさまざまな口腔機能、肺機能等を検査する回で、全部で9項目(複数回検査する項目もあり)+質問紙調査を行います。検査ブースを複数設け、ブースを回って検査をこなしていく方式にしていますが、結構、時間がかかります。しかし、疲れてしまわないかと心配する必要もなく、皆さんお元気で楽しそうに検査されていました。また、このようなさまざまな口腔機能を検査する機会は普段ないので、ありがたいともおっしゃってくださる方が多くいらっしゃり、当方もやりがいがあります。
さらに、上記の9項目の検査のあと、希望者のみ脳血流の検査をさせていただく予定とし、当初は2名程度を想定していたところ、積極的に手が上がり、「私も…私も…」状態となりました。おとといは、時間の関係上(会議が控えていたため)、7名の希望者のうち3名の方しかできなかったので、来週以降に残りの希望者の方々を検査させていただきます。