新潟リハビリテーション大学
 
大学院に関するニーズ調査を実施しました

大学院に関するニーズ調査を実施しました

昨日(820日土曜日)の夕方4時過ぎ、近所を散策していたところ、ほんの一瞬だけ北西の方向に虹が見えました。雨上がりというわけでもないのに突然の出現にびっくりして、カメラを取りに家に戻ろうとしている間に、どんどん色が薄くなっていき、消えてしまいました。めったに見られない、はかなくも美しい虹のような自然現象には心が惹かれるとともに、見ると幸せな気分になれるのは私だけではないでしょう。昨日は本当に空を見上げた瞬間がグッドタイミングだったといえます!

 さて、少し前のことになりますが、867日に、第21回目となる「新潟神経・言語障害学セミナー」が開催されました。本セミナーは、本学の言語聴覚学専攻の教員が主体となって構成している新潟神経・言語障害研究会が、毎年8月上旬に2日間にわたり開催しているものです。言語聴覚士のほか理学療法士、作業療法士などの医療専門職者が全国から参加して、特別講師の講演を2日間にわたって聴講して学ぶ会です。

 参加者は、本学に何らかの関心や関わりを持っている方々ばかりですので、この貴重な機会に、セミナー参加者を対象として、大学院に関するニーズ調査を実施させていただきました。目的は、本学の大学院教育の一層の充実・向上を図るためであり、セミナー参加者の大学院進学意向、教育内容や支援体制への希望内容等を調査させていただきました。結果は、これからの本学における大学院教育を検討する基礎資料とさせていただく予定です。

 全部で16項目の質問を用意致しましたが、そのうちの結果のいくつかを要約して紹介すると次のようになります。

・社会人を受け入れる大学院に興味を示す人が多いものの、実際に機会があれば進学したいと考えているのは興味を示す人の半分程度である。・進学の魅力は高度で専門的知識が身に付き学位が取得できることであるが、勤務時間が長く大学院のための時間が割けなかったり学費が高かったりすることが進学の障害となっている。・大学院教育に望むことは、研究を行うための充実した施設・設備・環境等が整っていたり、研究へのサポート体制が充実したりしていること… などでした。その他の質問項目の結果を含めた詳細はまとめて、次回の大学運営委員会、研究科委員会等で報告させていただきます。

アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。