本日、7月7日は村上大祭のため休校としております。
本学は学生が地域に出て行き、地域の方々と一緒にさまざまな活動に参加することを推奨しています。特に、お祭りは地域の伝統行事であり、地域の人たちとよりいっそう深く交流することができる絶好のチャンスです。見て参加するだけでなく、朝早くから一日中、体力勝負の屋台曳きに加わる学生達もいます。
そのような地域での活動やボランティア、自主学習等の記録は、ひとりひとりが持っている学生研修手帳に残され、優れた取り組みの学生は表彰の対象になります。また、本年度から、地域の課題解決に当たる活動を授業の一環として必修科目の中にも取り入れています。学内教員や臨床実習先の指導者・患者さまだけでなく、一般の地域の方々との暖かいふれあいを通じて、学生達は心豊かな人間となり、大きく成長していきます。
村上大祭は、城下町村上ならではの勇壮にして華麗なお祭り。新潟県無形民俗文化財に指定され、県下三大祭の一つにも数えられるお祭りだそうです。特産の村上木彫堆朱、堆黒の枠を集めた“オシャギリ”と呼ばれる19台の屋台と荒馬(木馬)14騎が各町内をねり歩く羽黒神社の祭礼で、オシャギリの中には、200年以上前から現存しているものもあるそうです。
写真は実際のお祭りの風景ではなく、昨年10月25日に、AO入試で合格した入学予定者(現1年生)対象のスクーリングで市内の主要施設を巡るバスツアーを行ったときに立ち寄った“おしゃぎり会館”に展示されていた“おしゃぎり”や“荒馬”です。まさに絢爛たる美しさです!