本学医療学部言語聴覚学専攻4年生の野口沙紀さんが、龍谷大学第13回青春俳句大賞の短大・大学生部門で最優秀賞を受賞いたしました。全国レベルのコンテストで頂点に立つという快挙を、野口さんは成し遂げてくれました。本当におめでとうございます。私たち教職員もうれしいかぎりで、先日の教授会で、このことを紹介したところ、大きな拍手がわきました。19日(火)より、青春俳句大賞のホームページに受賞作品も紹介されていますので、ご覧ください。たいへん個性的で、すばらしい彼女の感性を感じ取ることのできる秀作です。
写真は、19日に、学内で彼女が地元紙の取材に応じてくれた時に撮影した一枚です。本人いわく、臨床実習で経験した「失語症の患者さんが文章を読んでいる場面」等から想像をふくらませて詠んだ句とのこと。俳句をやっていたことで自身のボキャブラリーが増え、患者さんとのかかわりが豊かになった、そして言語聴覚士になるための勉強をしたことで、当たり前だと思うことが当たり前でないということがわかったそう… 言語聴覚士という職業を選び、俳句を好む彼女にとっては、両者が良い方向に相互作用をしている、いや相乗効果になっていると思いました。これからも両方の道で活躍が期待されます。