関川村において「介護予防講演会」が開催されました

3月19日は本学の教員が地域の方を対象に行っている研究について、ご協力いただいている関川村の方を対象に研究成果報告会が行われました。ここ最近の気候のよさとは違い、肌寒く雨が振る中、110名もの多くの皆さまにご来場いただきました。
この研究については学長ブログに掲載されていますので、そちらをご覧ください。

約3ヶ月間行われていた健脚・健脳うんどう日には「身体機能と認知機能の向上」の検証を行っていました。その効果について、作業療法学専攻教員の田中善信先生から検証結果の発表がされました。体を使って頭を使う、すなわち何かをしながら、同時進行で何かをすることは体にも脳にもいいと話しがあり、今までのように元気に生活するには現状を維持するということが大切で、それが介護予防に繋がるとのことでした。

また田中先生の発表の後には、大学で行っている食べる力をつける教室を担当している本学学長の山村先生より、『「食べる力」をつけてさらに健康長寿をめざしましょう』と題し、生活の質を上げて寿命を延ばすことについて、歯科医師の目線から説明がありました。

また講演が終った後は、健脚・健脳うんどう日にも取り入れられていた「スクエアステップ」で体を動かしました。田中先生の指導の下、参加者の皆さんはとても楽しそうにマットの上でステップを踏んでました。今回の講演を通して皆さんの健康に対する意識の高さに、感心させられました。

高齢化が進むこの県北の地で、今後も地域の皆さんからご協力いただき、ご高齢者の方が元気で健康に生活ができるようお手伝いさせていただきたいと思います。

 

井上

 

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