「拉致問題啓発セミナー」を開催いたしました

10月19日(火)、1年生対象講義「基礎ゼミII」の授業で、拉致被害者の曽我ひとみさんをお迎えして「拉致問題啓発セミナー」が開催されました。
曽我さんに本学でお話しいただくのは、今回で2回目となります。

曽我ひとみさんは、1978年(昭和53年)8月12日、母親の曽我ミヨシさんと共に佐渡市内で北朝鮮に拉致され、北朝鮮で24年間を過ごし18年前の2002年(平成14年)に帰国されました。しかし母親の曽我ミヨシさんの帰国は未だ叶っていません。

拉致された当時のことや北朝鮮での自由がきかない生活、ご家族のことや共に拉致され未だ帰国が叶っていない母親の曽我ミヨシさんへの想いなど、貴重なお話を聞かせていただきました。

今回曽我さんの話を聞いた1年生は、拉致された当時の曽我さんと同じ年齢です。また曽我さんは拉致された以前は日本の医療現場で勤務されていたそうで、本学で医療の道を志す学生と重なる部分が多くあります。
この機会に拉致問題について考え、話し合うきっかけとなればと思います。

曽我さんの講演後は、質疑応答の時間が設けられました。今自分たちにできることや北朝鮮での生活について等、学生からの質問にお答えいただきました。

曽我さんの講演の後は、拉致被害者の皆さんの一日も早い帰国を願って、署名活動が行われました。未だ帰国できていない被害者の方、ご家族の方の中にはご高齢の方もいらっしゃいます。拉致問題が一日も早く解決し、ご家族と再会できる日が来ることを願ってやみません。

また併せて学内にて、拉致問題を考える巡回パネル展を開催しています。
学生の皆さんは、こちらも是非ご覧ください。

貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当

令和4年度 防災訓練を実施しました

本日9月27日、本学にて令和4年度 防災訓練が行われました。

昨年度までは新型コロナウイルスの影響もあり全体での訓練が実施できずにいましたが、今年度は学生を交えた訓練を行うことが出来ました。

今回は大学内での火災の発生を想定して、教職員と学内にいる一部の学生を対象に訓練をおこないました。学内にいる学生は教職員の誘導のもと新校舎(F棟)へ避難し、避難完了後は山村学長より講評が行われました。

また村上市消防本部より水の入った消火器をお借りして、職員から学生へ使用方法を説明した後、炎に見立てたものを標的にした消火活動の体験も行いました。

災害時に身を守り被害を最小限にするために、日々の訓練や防災に関する知識を身に着けることが重要になります。

全国的にも災害が身近に感じる昨今、今後医療の道を進む学生のみなさんには、いざという時に自分や周りの方を守れるよう、日頃から訓練に参加する等、防災に関する意識も強めてもらえればと思います。
ご協力いただきました村上市消防本部のみなさま、ありがとうございました。

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当

【基礎ゼミⅡ】防災講義 第2回目を実施しました

本学1年生対象の「基礎ゼミⅡ」の授業では、昨年度より防災教育を行っています。
昨年度に引き続き村上市職員の方々にお越しいただき、防災教育を行っていただきました。

第1回目は8月2日に「避難所の開設・運営訓練」を実施し、9月20日に第2回目の防災講義を実施いたしました。
「避難所の開設・運営訓練」の様子はこちら

9月20日の防災講義の様子の一部を紹介いたします。

昨年に引き続き、村上市職員の高橋防災専門員にお越しいただき、防災講義を行っていただきました。
防災に関する様々な講義を受け、グループに分かれてディスカッションや発表を行いました。

災害時に出される「避難情報の警戒レベル」に伴う、状況・避難情報・住民が撮るべき行動について、組み合わせゲームを行いました。

警戒レベルに対する正しい状況や取るべき行動を理解して、すぐに行動できるようにしておきましょう✊

最後には本日の講義の成果として、グループワーク表の作成と各グループによる発表が行われました。

①避難する前の準備
②避難時の注意点
③災害から身を守るために自分たちができること
について各自で付箋に記入し、表に貼り付けグループ内で話し合います。

その後作成した表の内容について発表がなされました。どのように行動すべきか多くの意見が出ており、講義を受けて学んだ成果が感じられる発表でした👏

8月の村上市を含む新潟県下越地方を中心に発生した豪雨災害に続き、昨日は台風14号の影響により、本学でも午前中は休校とする措置を取りました。
被災された方々には、お見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り致します。

様々な災害が増えている中で、学生の皆さんの災害時の防災意識の向上と、正しい知識を身に着ける重要な機会となったかと思います。
ご指導いただいた村上市職員の皆様、ありがとうございました。

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当