体を動かして体力づくり

全国を対象とした緊急事態宣言が出されてから数週間が経過しました。この間、ゴールデンウイークもありましたが、今年はいつもと違う過ごし方をされた人も多いのではないでしょうか?
公共の施設などが休業してる中、街中ではジョギングをする人、ウォーキングをする人がいつもより多くなった気がします。親子で走っている人、ご夫婦で散歩している人・・・人との接触を避けてなのか、少し遅い時間に体を動かしている人もよく見かけます。お金がかからず気軽に始められて、気候のいいこの時期期にはぴったりの体力づくり・ストレス解消法です。

外に出る機会が減ってしまった人には、自宅でも手軽にできる体操をご紹介します。
厚生労働省のホームページに掲載されている「一日ちょっとずつ体操」です。
この体操は、本学の教員も所属している新潟県理学療法士会より紹介されており、高齢者の方でも無理なく自宅で出来る体操となっています。

厚生労働省ホームページ 新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者のみなさま)

「生活不活発病に負けるな!一日ちょっとずつ体操」(監修:(公社)新潟県理学療法士会

色々な事が制限されて窮屈な毎日ですが、新潟県の緊急事態宣言緩和までもう少し。緩和されてからも感染予防に努めながら、少し体を動かして体力づくり・ストレス解消をして元気な毎日を過ごしてください。

井上

休校中でも・・・

本学がある村上市内には3つの高等学校と1つの中等教育学校があります。その中の一つ「村上桜ヶ丘高等学校」と本学は平成28年10月に高大連携協定を締結し、本学に進学を希望する優秀な生徒さんに対し「高大連携特待生制度」を設け、毎年この制度を利用して入学する学生がいます。

村上桜ヶ丘高校は大正2年(1913年)に開校し、農業・林業・被服・電気・商業等・・・時代に合わせていくつかの学科が編成され、現在は総合学科として2年生から自分の希望する進路に合ったコースを選択することが出来るようになっています。部活動では特に野球と駅伝に力を入れ、これまでも様々な大会において活躍してきました。また卒業生にはプロ野球選手 椎野新さん(福岡ソフトバンクホークス)がいます。

村上桜ヶ丘高校では、農業系を選択した生徒さんが授業で栽培した花や野菜を自らが販売し、経済についても学ぶという実習があり、本学にも年に数回、花の販売に来てくれます。例年であれば今頃がその時期らしいのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で度重なる休校により授業ができず、せっかく育てた花々も販売に行けないという地元の新聞記事を見つけ、村上桜ヶ丘高校に行ってきました。

休校中のハウスの中では、生徒さんに代わって先生方が花の手入れをし、一般の方に花の販売をしていました。先生に伺ったところ、生徒さん達が栽培していた花を少ない人数の先生たちで手入れをするのは大変で、今年は一般の人と接する校外の実習は出来ない可能性があることを、とても残念そうにお話してくださいました。村上桜ヶ丘高校での花の販売はこの先も続くそうです。地元の方で興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

購入した花は大学の花壇に植え替えをしました。本学でも5月末までの休講と5月のオープンキャンパスが中止となり、例年に比べると花も人の目に触れる機会が少ないかもしれませんが、今だからこそ、心が少しでも和むような工夫をしながら生活していきたいと思います。

 

井上

 

きらら1分間体操コラボレーション!

新型コロナウイルス感染症対策の一環として,村上市神林地区の皆さんに告知端末を使った体操の配信が始まっています。緊急事態宣言を受け,外出自粛により運動不足になりがちな状況ですが,各ご家庭で少しでも楽しみながら身体を動かしていただけるような内容になっています。

この配信動画作成活動に,本学の学生も参加しました。体操のモデル,ナレーション,BGMと,NPO法人希楽々のスタッフの方々と一緒に取り組みました。今後の新しいバージョンも検討中です。

外に出ずに健康を維持する…とは,一見矛盾のようですが,基本的な生活リズムを崩さずに家の中でも身体を動かす習慣を続けていただきたいと思います。また,車の通行量が減ったせいか,鳥のさえずりがとてもよく聞こえます。人混みを避けて散歩することで,骨や筋への刺激とともに様々な自然に対する感覚を取り戻す機会になるといいですね。
もちろん外出から帰ったら,手洗いを忘れずに!

理学療法学専攻 粟生田