「ことばとこころの健康教室」を開催しました

本学の言語聴覚学専攻は、平成30年度より大学院での教育へ移行するため、現在は学生募集を行っておりませんが、現在は2年生~4年生までの学生が在籍しています。学生数は他の専攻に比べて少ないですが、教員が行う研究や地域活動のお手伝いを学生たちは積極的に行っています。その経験を今後の実習に役立てることができるのも、研究などにご協力してくださる方々のおかげです。

言語聴覚学専攻では、新潟県下越地区の脳損傷後の失語症や高次脳機能障害をお持ちの方を対象に「ことばとこころの健康教室」を開催することになり、先日、第1回目の教室が行われました。この教室は、対象者の方の健康増進、機能回復の場を提供すると共に、本学学生の知識向上や優れた言語聴覚士の育成を図ることを目的としています。

この「ことばとこころの健康教室」は全5回の開催となっており、今後は健康チェックや個別機能訓練、集団訓練、ご本人とご家族への指導などを行う予定です。
初めての試みではありますが、障害をお持ちの方の生活が、今までより少しでも向上するよう、本学の教員や学生がお手伝いできれば幸いです。

 

 

井上

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