本学教員が国際学会(ISSLS)で発表してきました。

本学の理学療法学専攻の講師の北村先生がオーストラリアのメルボルンで開催された国際学会に参加してきました。
学会の様子などを北村先生へインタビューします!😀

Q.どんな国際学会に参加してきましたか。
国際腰椎学会(The International Society For The Study of The Lumbar Spine:ISSLS)という学会と関連する脊椎関連学会の統合学会(spine week)に参加してきました.このspine weekはオリンピック同様,4年に1回の頻度で開催され,全世界から脊椎脊髄領域に携わる研究者や教育者,エンジニア等の方々が集う権威ある学会です.

Q.どんな内容の発表をしてきましたか。
Short- and medium-term effects of exercise therapy for patients with adult spinal deformity」「(日本語)成人脊柱変形患者に対する運動療法の短期・中期効果」というテーマでした.
背骨が曲がってしまい,腰痛や痺れを訴えられる方々に対して運動療法を実施し,短期的および中期的にその効果がどう変化するかということを検証した内容です.

Q.学会発表を終えて、一言お願いします。
日本人の発想力,思考は全く世界に引けを取らないどころか,むしろ先駆的である印象を改めて感じました.私が数年前にやっていた研究内容に非常に類似した内容が大々的に取り上げられていましたし.圧倒的に不足しているのはなんと言っても英語力だなと強く強く感じました.

Q.オーストラリアはどんなところでしたか。
100年以上前から存在する歴史的な建造物と近代的な高層ビル群が綺麗に調和をとりつつ世界中からの様々な資源(物的・人的)を受け入れているんだなと感じました.世界一住みやすい街,世界一留学生が多い街,コーヒーや紅茶,ワインが有名..どれもこれも全くその通りだと感じる,本当に素敵な場所でした.