本学の取り組みが紹介されます

新型コロナウイルスの感染拡大によって、今までの生活が一変しました。
今まで何気なく行っていた人との関わりや行動が制限され、それまであまり耳にしなかった「ソーシャルディスタンス」という言葉が飛び交い、夏に向けて気温が上昇してきているこの頃でもマスク着用する…挙げたらきりがないくらい様々な変化がありました。
「みんな困っている時だからこそ…」と色々な支援の輪が広がり、日本人だけではなく日本に住む外国人の方も、日本人に対して支援している様子をテレビで見かけます。新型コロナウイルスの感染が広がらなければ思いつかなかった行動ですが、見てる人の心を温かくします。そして、規制がありながらも少しづづ日常を取り戻していく様子に、一日も早い終息を願うばかりです。

本学でも感染予防の取り組みとして、学内の3Dプリンタでフェイスシールドを製作しています。その本学教員が3Dプリンタを使って製作したフェイスシールドと、地域と大学の関わりがテレビで紹介されます。その撮影が昨日行われました。
この様子は、6月18日(木)テレビ新潟「夕方ワイド新潟一番 #負けない!ニイガタ」(15時48分~16時50分)で放送される予定です。

学内で製作するフェイスシールドは村上市や近隣の介護施設に寄贈され、また学生の実習等でも利用されます。
介護施設では歯科衛生士の方が利用者さんの口腔ケアを行う際に使用するそうです。現在利用されているものは在庫が残り僅かだったようで、とても喜んでいただきました。この取り組みが感染拡大の防止にお役に立てたら幸いです。

本学も来週からは分散登校を開始する予定で、学生たちが少しずつ戻ってきます。
今まで何気なく過ごしていた日常の大切さを感じながら、毎日の生活を送ってほしいと思います。

井上