今年最後の夏オープンキャンパス開催!!

こんにちは!!

新潟リハビリテーション大学 入試広報課です。

8月26日新潟リハビリテーション大学にてオープンキャンパスが開催されました。
県内、県外の皆様にご来場いただきありがとうございました。
今回の体験内容を紹介します!!

 

【理学療法学専攻】
・反射テストを体験しよう!
・体のゆがみチェック
・体成分分析装置の体験
理学療法学専攻の体験では皆さんの体について細かく知ることが出来ましたね!!
体操で体のゆがみをチェックしたり、体の成分を調べて筋力の割合を見たり様々な視点から体を見れたのではないでしょうか。
教員や在学生からの体についてのアドバイスを是非、実践してみてください。
 

 

【作業療法学専攻】
・紙漉き体験・相談コーナー
・作業療法の説明・遊具体験
作業療法学専攻では今回初めての取り組みで「紙漉き体験」を実施しました。
紙漉き体験では花や草などを挟んで、押し花ハガキを作っていました。
その他にも、遊具体験では子供たちが治療などに使う遊具を実際に触ったり、体験などしていました。
作業療法についての説明では、実際に作業療法士の仕事を動画で見ることで作業療法のイメージができたと思います。
 

 

【リハビリテーション心理学専攻】
・エゴグラム体験―自分の性格を知ろう―
・鏡映描写体験―コントロールできるかな―
・特別講演「よりそう力」医療・介護で活躍するセラピードック
リハビリテーション心理学専攻ではエゴグラムや鏡映描写体験を実施しました。
そのほかにも、リハビリテーション心理学専攻の説明や箱庭療法体験など様々な体験を行いました。
 

特別講演『よりそう力~医療・介護で活躍するセラピードッグ』では、音楽家と共に一般財団法人国際セラピードッグ協会の
代表でもあり、米国社会福祉学者の大木トオル先生をお招きしました。

              
昨今のペットブームの裏側にある、捨て犬・捨て猫の「殺処分」の現状をスライドと共に報告され、
その寸前に救い出した犬たち、また福島で被災した犬たちを、セラピードッグとして育成される活動を報告されました。
セラピードッグを介した活動はAAT(動物介在療法)と呼ばれ、医療や介護の現場において、人々の心や身体のケアに
貢献しているそうです。認知症の方がセラピードッグと触れ合うことで言葉と笑顔を取り戻した症例の報告もされました。
   
セラピードックたちのデモンストレーションでは、同速歩行を実演。
様々な速さの歩行や、参加者を乗せた車椅子の左側で、距離を一定に保ちながら
どんな速度にも合わせるその姿に大きな拍手が起こりました。
また、セラピードッグの訓練では食べ物を使わないそうです。

ではご褒美は何か?

それは「褒めること」です。

講演の最後には参加者全員で『GOOD BOY!!!』と犬たちを褒め、彼らの喜ぶ姿と
参加者の笑顔で大いに盛り上がり、閉会となりました。

特別講演を担当していただいた大木トオル先生ありがとうございました。
今回のオープンキャンパスではセラピードック講演など盛りだくさんの内容でした!!

次回のオープンキャンパスは10月15日(日)開催です!!
10月のオープンキャンパスは入試対策説明会と同日開催です。
入試についての疑問や本学に興味のある方は是非、ご参加ください!!

 

 

 

 

 

いきいき健康カレッジ:≪革細工(レザークラフト)教室≫

本日、本学において「いきいき健康カレッジ」の講座で≪革細工教室≫が開催されました。
第一回の今日は、村上市在住の方7名の方に参加していただきました。
今回の革細工講座は作業療法学専攻教員の栗原先生・長谷川先生・藤本先生・澁井先生の協力のもと行われました。

今回は、レザークラフトの歴史及び工程・技法(刻印法・彫刻法)の説明・実技を行いました。
革細工の歴史は古く、古代ギリシャやローマ時代から革を実用品として使っており、靴や財布など盛んに作られていました。
日本の革細工の歴史も長く、1000年以上前にさかのぼることができるほど昔からあるものだそうです。

 

皆さん革細工体験はいかがでしたでしょうか?
今日は革細工の完成図と作り始める初期段階で終了してしまいましたね。次回からは本格的に革細工を作っていく作業に
なると思いますのでケガの無いように作業してください。
革細工には指の筋力強化や集中力の向上、ストレス発散など様々な治療的な意味があります。これらの細かい作業を
繰り返すことにより認知症対策にも繋がってくるそうです。

 

≪革細工教室≫は8月29日(火)まで続きます。

次回の開催は8月22日(火)です。
作業療法学専攻教員一同お待ちしております。

 

 

 

認知症サポーター養成講座「認知症って何?」

6月3日土曜日の午後から一般市民の方を対象とした講座、「認知症サポーター養成講座~認知症って何?~」が開催されました。

この講座は新潟県作業療法士会 村上支部キャラバンメイトの皆さんのご協力のもと、本学で実施されました。
今回40名の方を募集していましたが、当日は50名以上の方にご参加いただき、用意した会場は満席でした!!
会場に足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

認知症を抱える人は年々増加傾向にあり、85歳以上の4人に1人は認知症であると言われています。認知症は誰でも何らかの形で関わることになるかもしれない脳の病気です。今回の講座は、身近に接する人が認知症になった時どう接すればいいのか、認知症を正しく理解した「認知症サポーター」を増やしていこう、といった目的で開催されました。 

講座の中では、本学の作業療法学専攻教員が認知症への理解を深めるための講話を行ないました。また新潟県作業療法士会村上支部キャラバンメイトの方達からは、認知症の人との接し方について、分かり易く面白い寸劇を披露していただき、参加者のみなさんは頷きながら、時には大きな声で笑いながら楽しんでいました。

   

また、認知症の人の気持ちになってみよう、ということで目をつぶって自分が認知症になった時のことを想像してみました。
最後には認知症予防の体操を教えていただき、参加者のみなさんには認知症への理解を深めながら、楽しんでいただけたと思います。

  

今回参加していただいた方からは、「他人事ではないと痛感しました」「大変参考になりました」「手探り状態でサポートしている中で少し気分が楽になりました」などといった感想をいただき、実際に認知症の人に関わっている方たちのお役に立てたのであれば幸いです。

この講座は、「認知症の理解について」「認知症サポーターとは」「認知症の人への接し方(寸劇)」「具体的な対応のまとめ」「認知症予防の体操」と2時間程度の講座でしたが、受講したみなさんには認知症サポーターの証、ブレスレット(オレンジリング)が配られました。
街でこのリングを身に付けている人を見かけたら、その人は認知症サポーターです!!

新潟リハビリテーション大学では地域の皆さんに向けた講座等をおこなっております。
開講については大学のホームページや市報、回覧等でお知らせしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。