模擬講義【高大連携】を行いました!

みなさん、こんにちは!
本日は、新発田中央高等学校で行いました模擬講義の様子を報告します😁

本学と新発田中央高等学校は、昨年の7月に高大連携事業の協定を締結しました。
今回はその高大連携事業の一環として、本学の教員が高校にお邪魔し1年生に模擬講義を行いました✍

模擬講義は、6つのテーマに分かれ
【理学療法学専攻】
『楽しく動いて脳を活性化!』
『どうしてケガをするの?スポーツによる膝のケガについて』
  
理学療法士は、身体機能の治療などを目的に運動療法や物理療法等を行うリハビリテーションの専門職ですが、身体機能だけではなく認知症予防も行えるお仕事です。今回は、身体を動かしながら脳も活性化する運動や頭をつかうジャンケンなど行っていました。
また、身体が硬くても柔らかすぎてもケガをしやすくなります。女子高校生に生じやすい膝のじん帯のケガについて、またそのリハビリテーションの進め方もお話ししました。

【作業療法学専攻】
『精神的に病んでいる人を、自分の好きな事を活かして元気にしてみませんか?』
『人は”作業”をすることで元気になれる~作業療法士の仕事とは?』
  
理学療法と同じリハビリテーションの専門職ではあるが、なかなか普段の生活では触れ合うことが少ない作業療法士についてお話ししました。1つの作業がどのようにリハビリに繋がっていくのか、作業にはどんな作業があるのかなど知ることが出来たのではないでしょうか?

【言語聴覚学専攻】
『食べる力と考える力』

リハビリテーションの専門職である言語聴覚士のお仕事についての説明はもちろん、脳は実は不器用!?・1分間にツバは何回飲み込める?など、普段の生活で必要な話す機能や食べることについてお話ししました。

【リハビリテーション心理学専攻】
『折れない心の作り方』

生きていると楽しいことやうれしいこと、悲しいことや辛いこともあります。その時に立ち直る力を高めるワークを行いました。

初めて聞く言葉も多く少し分かりにくいところもあったかと思いますが、将来のお仕事のについて進路選択の幅がひろがったのではないでしょうか?
ぜひ、リハビリや心理学、新潟リハビリテーション大学に興味を持ってもらえたらうれしいです☺
本日は、ありがとうございました。

 

 

 

 

NiFAパラサッカーフェスティバル参加報告

10月1日(日)に長岡ニュータウン運動公園でNiFAパラサッカーフェスティバルが開催されました.本学からは4名の学生が運営サポートに参加しました.快晴の下,ブラインドサッカーに挑戦したり,障がい者サッカーチームの皆さんと一緒にゲームを楽しみました.以下,参加学生のコメントです.

    

・ブラインドサッカーを実際に経験して、視界を奪われた状態でプレーすることがとても難しくて、うまくプレーできるようになるまでには相当な努力が必要だなと思いました。また、ルールやピッチの作り方など工夫もしてあって、とても興味を持ちました。今回、とてもいい経験になりました。

・今回は、主に障害のある方と一緒にサッカーのレッスンの見学とゲームを行いました。サッカーのレッスンでは、サッカーを楽しむことに重点を置いて練習しているように感じました。障害の大きい、小さいに関わらず、みんなで楽しくサッカーをしているのが印象的でした。ブラインドサッカーでは、少ししか体験していませんが、自分が思っていたよりも難しく、目が見えないまま歩くだけでも怖くて、ボールをドリブルしながら進むのはとても難しかったです。実際のブラインドサッカーの試合を見たことがないので見てみたいと思いました。
障害のある方でもスポーツを楽しむことができるのは、生きがいにも繋がると思うので、障害者スポーツがもっと広まればいいなと思います。

・練習メニューでは遊びを取り入れた練習から実践に結びつけていく工夫があって,とても勉強になりました。参加した選手達も,障がいを感じさせないほどに楽しんでいて良かったです。
ハンディキャップがあってもサッカーが出来ることを、障がいのある方だけでなく一般の方にも知って頂き、パラサッカーが盛り上がっていって欲しいです。

・初めてブラインドサッカーを自分自身体験し、相当難しいことを知りました。視界が遮られると恐怖心が生まれ、歩くことにさえ恐怖を覚えました。ブラインドサッカーの選手からプレーを見せていただいたのですが、目が見えているかのようにドリブルやシュートをしていて感覚が研ぎ澄まされているのかなと思いました。また、体験に来てくれた人たちにもブラインドサッカーの難しさを伝えることができたので良かったかなと思います。

障がい者サッカーは様々な障がいに対応できるよう種別が分かれています.今回,学生はブラインド(視覚障がい)サッカーと脳性麻痺,精神障がいの3種別を経験しました.それぞれの障がいに応じて工夫がなされていること,一方,障がいの有無に関わらずボールひとつでサッカーを一緒に楽しめることを経験させていただきました.

このような小さな経験から,本学学生が様々な障がいを捉え,一緒に楽しむ地域づくりに貢献・発展できればと考えます.学生たちの挑戦に,これからもご声援をお願いいたします.

 

大学でお茶しましょ!『リハ大オレンジカフェ』

9月16日(土)に、本学の食堂にて『リハ大オレンジカフェ』を開催いたしました。

『リハ大オレンジカフェ』とは、認知症の方、ご家族の方、認知症に興味のある方が気軽に寄れるスペースとして、
認知症の方の居場所や、情報交換、相談の場として利用できるように、本学の作業療法学専攻が中心となりはじめました。

以下は、今回の『リハ大オレンジカフェ』に参加した学生の感想です。

・今回初めてオレンジカフェのボランティアに参加して、とても楽しかったです。地元から離れて生活していると、高齢者と話す機会が少なくなるので、高齢者と楽しい時間をすごすことができてよかったです。また、エコクラフトを一緒にすることができてとても楽しかったです。

・実習にいくための準備としてはじめて関わる人達もいるので少しでも経験になると思った。

・来てくださった高齢者、みなさん元気がよくて高齢者のみなさんの元気を分けてもらえた。

・参加者の方と一緒にエコクラフトを作ることができとてもいい経験でした。また、作品を作るだけでなく、会話しながら作ることができて楽しかった。

・地域の方と関わる機会はほとんどないので、今回オレンジカフェに参加し地域の方と交流できてとても良い経験になりました。

次回の開催は、10月14日(土)です。ぜひ、ご興味がありましたらお気軽にご参加ください。