【重要無形民俗文化財】村上大祭

村上っ子が1年で一番熱くなる村上大祭が、先週末の6日、7日と行われました。お天気が心配されましたが、雨は降ったものの大きな影響もなく、今年も無事に終りました。
この村上大祭は江戸時代から385年余り続き、新潟県三大祭りの一つとされ、19台の豪華絢爛なおしゃぎりと呼ばれる山車が村上市内を1日中練り歩き、小さい子どもからお年寄りまで楽しめる歴史あるお祭りです。特に今年の3月に国の「重要無形民俗文化財」に指定されたことで、とても賑やかなお祭りになりました。

さてこの歴史ある村上大祭には毎年、学生が羽黒神社のボランティアとして参加しています。今年も1年生24名が装束を纏い、御神輿に同行しました。

時折雨が降る中、村上市内を20㎞以上、着慣れない装束や履きなれない雪駄に苦戦し、御神輿などを押しながら一生懸命歩いていました。
参加したみなさん、お疲れ様でした!!

このボランティアは様々な地域のイベントやボランティアを体験し、地域の課題解決を考えるという「基礎ゼミ2」という講義の一環で行われます。
村上市にはまだまだ伝統行事や町おこしに関する行事がたくさんあり、本学にもボランティアの依頼がたくさんきます。学生たちにはぜひ色々な行事に参加し、村上のよさを実感してもらいたいと思います。

井上

 

【言語聴覚学専攻】学会に参加してきました

6月22日、23日と、富山市で開催された「第19回日本言語聴覚学会」にST専攻2年生、3年生、教員で参加してきました。

白エビおいしかったー!!

いやいや、ちゃんと勉強もしましたよ。まだ学生には少し難しかったけど、将来の自分の姿がちょっぴり感じられた2日間でした。

言語聴覚学専攻 佐藤

 

 

小学生体験学習

昨日までの天気とは打って変わって、今日の午前中は蒸し暑く、時折強い雨が降るまさに「梅雨」という天気の中、近所にある岩船小学校3年生の皆さんが福祉体験で本学を訪れました。

本学では地域貢献の一環で、地域の小学校等の体験学習の受け入れを行っていて、毎年地域の小学生の皆さんが福祉の体験学習に来ます。
体験学習の内容は「聴こえの体験」「車いす体験」「見え方の体験」です。

始めに今日の体験内容の説明と、体験をサポートしてくれる学生たちの自己紹介から始まり、
「聞こえの体験」を行いました。
お年寄りは高い音が聞こえにくくなるということを実際の音を聞いて学びました。
初めての体験にみんな興味深々でした。

「車いすの体験」では安全に車いすに乗ること、乗っている人のことを考えながら押してあげることを学びました。
実際に車いすに乗り大学構内を回りました。段差やスロープ、昇降機では慣れないながらもみんな真剣に取り組んでいました。自分の足で自由に歩けるこがどれだけ幸せなことなのか、きっと分かってもらえてと思います。

最後にはアイマスクや高齢者の見え方が分かるゴーグルをかけて、歩いたりジュースを買う真似をしました。まっすぐ歩いているつもりでも行きたい方向に上手く進めず、目が不自由な人の気持ちが分かったと思います。

体験した感想を聞いてみると「車いすは乗り方を間違えると大変なことになる」と発表してくれました。今回の体験でお年寄りや体の不自由な人の気持ちが分かってもらえたようなので、街で見かけたときはやさしくお手伝いしてもらえることを期待しています。

 

井上