【コンソーシアムにいがた】自分紙芝居の発表に行ってきました

高等教育コンソーシアムにいがた学生派遣への参加報告

 

10月1日(木)、学生3名が新潟青陵高等学校で開催された企画に参加しました。

高校生が現役学生から直接話を聞くことで進学意識を高め、進学に向けた具体的な準備を進めるきっかけにしてもらおうというものです。30名ほどの大学生がそれぞれのブースに分かれ、作ってきた「自分紙芝居」を使いながら、大学での学習内容や大学生活、受験についての説明をしました。

今回参加してくれた学生の感想をご紹介します。

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・今回参加させていただいて、紙芝居を作る段階では自分が理学療法士を目指したきっかけを細かく思い出し、初心に戻ることが出来ました。また、実際に高校生を対象に話す機会をいただいてどう話したら分かりやすいのか、惹きつけられるのかといったことを身に付けることが出来たと思います。高校生の若さに元気をもらいました!ありがとうございました!(理学療法学専攻 4年)

・今回、自分紙芝居を新潟青陵高等学校で行い、作業療法という仕事や新潟リハビリテーション大学の説明をすることで、作業療法士という仕事の素晴らしさや大学の魅力を再確認することができました。今回の事を糧に勉学に励みたいです。(作業療法学専攻 3年)

・今回の派遣の事前準備として相手に伝わりやすく、興味を持てるような内容にしようと紙芝居の作成をおこないました。わかりやすいプレゼンにするにはどうすればいいか考えさせられることがありました。また発表の中で高校生とコミュニケーションを取りながら行うことができたので自身のスキルアップにつながったのではないかと思います。自分の今進んでいる道が高校生の進路選択の参考になっていただけたら嬉しいです。(理学療法学専攻4年)

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高校1年生が対象だったこともあり、進学についてはまだまだこれからといった様子でした。だからこそ、まだあまり知られていないリハビリ職を紹介できる今回のような機会は、とても有意義なことだと思います。また紹介した学生にとっても、自分の目標や目的を再確認できる機会となったようです。今後とも継続してほしい企画でした。

 

                                                             作業療法学専攻助手 長谷川千種

新潟医療福祉大学主催の連携総合ゼミが行われました

先週9月7日~11日の1週間、新潟医療福祉大学主催の連携総合ゼミが行われました。これは新潟医療福祉大学の他に医療に関係する県内の大学・大学院4校とフィリピンの大学2校による事例中心型の多職種連携を目的としたゼミナールです。我が大学からもPT学生5名、ST学生3名の計7名の4年生が参加しました。9月11日(金)はその成果発表会があったのでその様子を見に行って参りました。

それぞれのグループは各々の事例を自分たちが学んでいる専門分野の知識や意見を出し合いながら時間をかけて支援策を検討しました。発表会では対象者や家族、そして地域の生活を想定してADLやQOLの向上などを目指した苦労の跡が伺えました。

また、参加した学生は「普段別の大学の学生とグループワークをするチャンスなどないので、ディスカッションに慣れない私は、相手を尊重した意見のやり取りの方法など、事例検討以外にも勉強になる部分が多く大変有意義でよい勉強になった。」と感想を述べていました。

最後に新潟医療福祉大学学長山本正治先生より、修了書が各学生に渡され無事にみんな終えることが出来ました。みんなの明るい表情を見ていると終わったことの安堵感や充実した1週間を感じさせるとても良い表情でした。

私自身も大学教育の自由な部分と面白さを兼ね備えたこのようなゼミナールにもっと多くの学生が参加できるといいなと思いました。また学生自身もほかの大学の学生と話し合いなどをする中で、視野も広がり成長できたのではないかと思います。
みなさんお疲れ様でした。

 

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言語聴覚学専攻 藤間紀明

新潟県特別支援学校スポーツ大会ボランティア参加報告

9月8日(火)に,新潟市内3会場で,新潟県特別支援学校スポーツ大会が開催されました.本学の1年生全員と3年生有志が,ボランティアとして参加しました.今回リーダーシップを発揮してくれた3年生の感想をお伝えします.

・スポーツ大会にボランティアとして参加して、子ども達の競技に対する姿勢や気持ち、一生懸命頑張っている姿に心を打たれ、私も元気を頂き、頑張ろうという気持ちになりました。とても良い経験となりました。また機会があれば今回のようなボランティアに参加したいです。

・スポーツ大会のボランティアは初めての体験でした。子どもたちの一生懸命な姿、喜ぶ笑顔を間近で見て元気をわけてもらった気持ちになりました。大会を進める中で、自分が選手の手伝いを出来たこと、その中で選手たちが笑顔になってくれたこととても嬉しく思います。機会があれば、またボランティアとして参加したいと思いました。

・今回のボランティアでは、特別支援学校の方々の無邪気で生き生きとした姿が印象的でした。障害を持っているからといって何も出来ない訳ではなく、出来ることを十分に活かして、それぞれのスポーツで活躍しているのを見て、自分を見つめ直す機会を与えてもらいました。特別支援学校の方々から学んだ私に出来ることを探して、これからも一生懸命に頑張っていこうと思います。

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・今回特別支援学校スポーツ大会のボランティアをさせて頂き、本当に貴重な体験ができたと思います。子供たちが必死に頑張る姿に本当に勇気と元気をもらいました。

 

日頃の成果を出し尽くすという熱い気持ちが見えて、自然と応援に熱が入ってしまいました。子供たちの頑張る姿に応援せずにはいられませんでした。その子供たちを少しでもサポートできたなら幸せです。また機会があれば是非とも参加させて頂きたいです。

・私は、スポーツ大会のボランティアを行って一生懸命やることの大切さを学ぶことが出来ました。選手達は先生たちに思いっきりやるように指示されていました。それに対して選手達も勝ち負けに関係なく最後まで試合を全力で行っていました。その姿を見て、私は今まで行って来たことを全て出すことは相手のためだけでなく、自分の今後にとってもいい経験になるんだなと感じました。今回、ボランティアに参加できて良かったです。

今回のスポーツ大会、大いに盛り上がり最高の大会であったと感じています。子ども達が全力で頑張り、全力で応援し、楽しみ、悔しがり様々な感情を見せてくれました。今回ボランティアを通してそのような「青春」を見ることができ、嬉しく思います。また機会があれば良い大会をつくるお手伝いをさせて頂きたいと思います。

「元気」「全力」「一生懸命」…言葉は簡単ですが,いざそれを行うということは難しいことと思います.学生は,生徒の皆さんから「力」をいただきました.その力を元に,いつか「力」を返すことができるようなセラピストになって欲しいと思います.

また今後も,様々な形で地域に貢献できる大学となるよう,日々研鑽を重ねたいと思います.

                                                             理学療法学専攻教員 粟生田博子