新潟県特別支援学校スポーツ大会ボランティア参加報告

9月8日(火)に,新潟市内3会場で,新潟県特別支援学校スポーツ大会が開催されました.本学の1年生全員と3年生有志が,ボランティアとして参加しました.今回リーダーシップを発揮してくれた3年生の感想をお伝えします.

・スポーツ大会にボランティアとして参加して、子ども達の競技に対する姿勢や気持ち、一生懸命頑張っている姿に心を打たれ、私も元気を頂き、頑張ろうという気持ちになりました。とても良い経験となりました。また機会があれば今回のようなボランティアに参加したいです。

・スポーツ大会のボランティアは初めての体験でした。子どもたちの一生懸命な姿、喜ぶ笑顔を間近で見て元気をわけてもらった気持ちになりました。大会を進める中で、自分が選手の手伝いを出来たこと、その中で選手たちが笑顔になってくれたこととても嬉しく思います。機会があれば、またボランティアとして参加したいと思いました。

・今回のボランティアでは、特別支援学校の方々の無邪気で生き生きとした姿が印象的でした。障害を持っているからといって何も出来ない訳ではなく、出来ることを十分に活かして、それぞれのスポーツで活躍しているのを見て、自分を見つめ直す機会を与えてもらいました。特別支援学校の方々から学んだ私に出来ることを探して、これからも一生懸命に頑張っていこうと思います。

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・今回特別支援学校スポーツ大会のボランティアをさせて頂き、本当に貴重な体験ができたと思います。子供たちが必死に頑張る姿に本当に勇気と元気をもらいました。

 

日頃の成果を出し尽くすという熱い気持ちが見えて、自然と応援に熱が入ってしまいました。子供たちの頑張る姿に応援せずにはいられませんでした。その子供たちを少しでもサポートできたなら幸せです。また機会があれば是非とも参加させて頂きたいです。

・私は、スポーツ大会のボランティアを行って一生懸命やることの大切さを学ぶことが出来ました。選手達は先生たちに思いっきりやるように指示されていました。それに対して選手達も勝ち負けに関係なく最後まで試合を全力で行っていました。その姿を見て、私は今まで行って来たことを全て出すことは相手のためだけでなく、自分の今後にとってもいい経験になるんだなと感じました。今回、ボランティアに参加できて良かったです。

今回のスポーツ大会、大いに盛り上がり最高の大会であったと感じています。子ども達が全力で頑張り、全力で応援し、楽しみ、悔しがり様々な感情を見せてくれました。今回ボランティアを通してそのような「青春」を見ることができ、嬉しく思います。また機会があれば良い大会をつくるお手伝いをさせて頂きたいと思います。

「元気」「全力」「一生懸命」…言葉は簡単ですが,いざそれを行うということは難しいことと思います.学生は,生徒の皆さんから「力」をいただきました.その力を元に,いつか「力」を返すことができるようなセラピストになって欲しいと思います.

また今後も,様々な形で地域に貢献できる大学となるよう,日々研鑽を重ねたいと思います.

                                                             理学療法学専攻教員 粟生田博子

~本日のお客様~

本日(9月11日)、新発田市より大学施設見学と運動器疾患の勉強会のため、視察の方が本学を訪れました。
見学に訪れたのは新発田市民17名、新発田市職員1名の計18名でした。

大学施設を見学しながら、本学が養成している「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」について紹介し、また本日担当した
理学療法学専攻教員 髙橋による「膝の痛み」についての勉強会が行われました。

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『リハビリ』の話にとても興味を持っていただき、熱心に話を聞いていただきました。
また質問も多く、今までより『リハビリ』を身近に感じていただけたようです。

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本日、視察研修に参加していただいたみなさま、お足元の悪い中、ありがとうございました。

新潟リハビリテーション大学では「地域連携」の一環として、地域のみなさんのご要望があれば、大学施設見学や講義などをおこなっております。各団体で関心のある方は、ぜひご相談ください。

 

理学療法学専攻3年生 OSCE実施!

昨日、本学のA棟4階にて理学療法学専攻3年生を対象にOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)が初めて実施されました。

 

OSCEは医師や医療者およびその学生の臨床能力を客観的に評価するために開発された評価方法です。日本では川崎医科大学が1994年に初めて導入しており,現在多くの医療系大学で行われています。このたび本学では11月にある3週間の臨床評価実習に向けての実施となりました。

簡単に内容を説明します。OSCEは評価者である教員,患者さん役であるSP(Simulated Patient:模擬患者),受験者の学生から成り立っています(※SPとは,ある疾患の患者さんの特徴を可能な限り模倣することができる方のことです。今回は外部の方に協力していただきました)。学生は区切られた部屋に入室し,与えられた課題(今回は評価)を10分の間にSPと1対1の状況で実際に行うという,とてもリアリティーのある試験です。試験中には先生の厳しい目も光ります!

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実際に行われたOSCEですが,当然学生はとても緊張していました。しかし普段目にしている姿と違い,課題の内容だけにとらわれずに,体調を気遣ったり,笑顔で接したりと,真摯にSPと向き合っている姿が見られました。

試験終了時には教員からはもちろん,SPさんからも適切な助言を受けます。今後実習に行くにあたり,足りない部分を知ることができる機会であり,学生にとってはとても良い経験になったのではないでしょうか。

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最後に3年生,本日は試験お疲れ様でした。SPの方々もご協力いただきありがとうございました。今回貴重な経験を得たことを忘れず,気を抜かずに,本番である11月の評価実習に向かって頑張っていくことに期待しています。

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理学療法学専攻助手 佐藤尚哉