「評価OSCE」が行われました!

 913日(水)に,本学理学療法学専攻3年生が学内演習の「評価OSCE」を行いました.
OSCEは学内で臨床場面(病院のリハビリテーション室など)を想定し,健康な人が患者さん役となる模擬患者(SP)に対して,
実際に理学療法で行われる検査や測定を行うもので,臨床技能評価を目的に実施されています.

  

 

 今回は11月に臨床実習を控える3年生46名が参加しました.また,模擬患者として,大学近隣の臨床実習施設で勤務する理学療法士(PT8名の先生方から来ていただきました.学生たちは,現場のPTの先生方を患者さんとして検査・測定を行うため,皆,緊張の面持ちでした.
 また汗びっしょりになったり,会話が上手くつながらなかったり…,学生同士で練習している状況と全く異なる環境で,学生たちは多くのことを学びました.さらにSPの先生方から多くの励ましの言葉をいただき,今後の学習に繋げることになります.

   学生が臨床実習で緊張しないことはありません.初めての病院や施設,初めて会う患者さんや対象者の方々…コミュニケーションが上手く取れるだろうか…教科書では見たことはあるけど,現実の患者さんはこんなにもたいへんなんだ…いろんな思いを持って,学生は実習を行っています.

 学生は多くの病院・施設で実習させていただいております.もし,本学学生を見かけることがありましたら,温かく見守っていただき,また,励ましていただければ幸いです.今後も,地域の皆様と密接に関わる医療従事者を養成していきたいと思っております.
ご支援,ご協力をよろしく願いいたします.

高齢者の体力チェック事業に参加させていただきました!

626()にパルパーク神林で開催された地域高齢者体力チェックに,PT専攻学生がサポーターとして参加させていただきました.
高齢者の方々が,様々な用具を用いた「レク式体力チェック」に挑戦,学生は計測の補助を行いました.以下,その感想です.

         

今まで経験した計測補助では,参加してくださる高齢者の方が様々な動作を行い、自分はそれを計測するという方法でした。しかし、今回は高齢者同士が数人のグループを作りお互いに計測し合うという方法でした。そして、計測を始めていくと「違う、そういうやり方じゃない」「もう一度やらせてくれ」「○○さんもっと頑張って」とお互いに励まし合う言葉が聞こえてきました。笑顔でとても楽しそうに活動していた方もいらっしゃいました。
お互いに計測し合うことで「皆でやろう」という意識が強くなり、その結果、積極的に楽しく活動することが出来たのだと思います。
とても貴重な経験をさせてもらえたと思います。ありがとうございました。 

私は今回の高齢者事業に参加して、年を重ねていくことをマイナスに考えるのではなく、もっと元気でいたい、あるいは身体を動かしたいという気持ちが伝わってきたと感じました。それを見て私も、何かあったらいい方向に考えていきたいと思いました。

今回レクリエーション式体力テストということで、通常の体力テストより高齢者の方が楽しみながら参加していると感じました。このような活動は楽しくないと参加する方が減っていくと思うので、計測だけではなく最後に行われたゲームがとてもいいと思いました。将来このような場があれば、参加者を楽しませることを意識しなくてはいけないと思いました。 

体力テストの内容がレク式で、説明を受けている際になるほどな…と感心しました。いつでもできて継続する事が大切という事もあり、体力テストに使用する物やスペースの面で、家でも出来るものが多く、楽に継続できる工夫がされていました。

 また、自立するのも大切という事で、31組で行う点も工夫されていて勉強になりました。

地域の皆様に支えられて学生は成長しています.将来は皆さんを支える側になれるよう,たくさんの経験を積もうと奮闘している学生たちを,これからも暖かく見守っていただきたいと思います.

理学療法学専攻教員 粟生田博子

採れたて!採れたて!~“リハ大 庭レポ”

祝、初めての収穫です!

駐輪場横の畑(通称:田中ガーデン)から、初物の野菜が採れました。

きゅうり6本、ピーマン6個にナス1本。

   

収穫直後の田中先生。(お向かいの施設の方からは学生と思われているかも)

『畑作りに協力した学生は、ご飯持参で集合!』と召集がかかり、

翌日のお昼、田中先生が採れたて野菜のおかずを振る舞ってくださいました。

ちょちょいのちょいで4品のおかずが!さすが作業療法士!

      

こちらは、「ナスとピーマンの甘味噌炒め」

田中先生が病院勤務時代に、患者さんに教わった甘味噌レシピだそうです。

こうやって患者さんの得意なものを聴きだすことで、

「会話の糸口」「リハビリの糸口」を掴んでいくんだな~と

作業療法の入口を垣間見た気がしました。

   

今回集まったのは男子学生ばかり。手料理に飢えているのでしょうか。

パクパクとはしが止まらない様子で、

『あー、もうずっと食べていたい~』

『おまえは力士か!』

と愉快で美味しいランチとなりました。

次の機会が楽しみな“食レポ”…いや“リハ大 庭レポ”でした。

 

リハビリテーション心理学専攻助手 長谷川千種