「市長とのふれあいトーク2018」が開催されました

今日の午後、村上市長と本学の学生とで「市長とのふれあいトーク2018」が開催され、今回は理学療法学専攻3年生の授業の1コマを充てて行われました。この「市長とのふれあいトーク」は数年前から各地区、高校等で行われているようで、村上市のホームページにもその時の様子が掲載されています。

今回は「やさしさと輝きに満ちた笑顔のまち村上を目指して」と題して、村上市外出身の学生たちに分かり易く、村上市の紹介をしていただきました。村上市には美味しい食べ物や豊かな自然、昔から伝わる特産品がたくさんあります。また平昌オリンピックで活躍した、スノーボードの平野歩夢選手やアイドルグループNGT48の本間日陽さんの名前を挙げ、村上市出身の人たちも様々な方面で活躍していると話がありました。

市長からは現在計画が進んでいる「村上総合病院」の移転や、「村上市スケートパーク」建設について説明があり、特に来年4月に完成予定のスケートパークについては、2020年の東京オリンピックに向けて、様々なアピールを行っているようです。完成後はスケートパークが村上市を盛り上げる一つの素材になることを期待します。

司会の方から「地元と比べて村上のよかったところ」を聞かれ、「星がきれいだと思った」「海岸通りや海がきれい」「トライアスロンは国際大会トップレベルの選手がいっぱいいて村上はすごいと思った」などなど…村上のよいところがたくさん出てきました。

また学生達からは市長に対する質問がたくさん出ました。村上市外出身の学生が多い中、村上市の将来を見据えた質問が多く「スケートパークの活用をどのように考えているのか」「就職先が少ない、若者の村上離れ」「村上の産業に見合った資格が取れる高校について」「子育てをしやすい環境を整えることについて」と、学生達が考える将来の村上市について、市長からは分かり易く、丁寧な回答をいただきました。
さらに市長からは「人口が減り続ける社会をどんな風にイメージしているのか?」と学生達に質問が投げかけられ、学生からは「今の社会を考えると不安しかない」との答えでした。それに対し市長からは、元気な高齢者が多い中、高齢化率の年齢を65歳以上から75歳以上に引き上げることにより、将来一人のお年寄りを支える人数が増える、との少し希望が持てる話も聞けました。

最後に市長からは「これからの日本を担う若い人たちには、活躍しながら存分に人生を楽しんでほしい。自ら機会を得て、上手くいかない時は選択肢を変えることも駄目じゃない」と学生達に励ましの言葉をいただきました。

今回、とても貴重な経験をさせてくださった高橋邦芳市長をはじめ、村上市の関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。

井上

 

大学における選挙模擬授業

9月28日(金)13:30より1年生を対象とした県選管及び村上市選管による

選挙の模擬授業が行われました。

県内の大学における選挙の模擬授業は初とのことです。

 

グループをA~Gまでの7つに分けました。

流れは以下の通りです。

1.模擬投票(事前ワークを踏まえて、投票、集計)

2.グループワーク(グループで重視する政策課題について話し合う)

3.候補者演説(グループから候補者へ質問)

4.個人ワーク(投票先の決定)

5.模擬投票(投票、開票)

6.まとめ、感想の発表

グループワークを通じて、子育て、教育、雇用の問題を重視したい学生が多く、自分たちの生活に関わることに関心を持っていることがわかりました。若い世代が選挙に参加しなければ、高齢者中心の政策が反映されてしまいやすくなり、ますます悪循環が生じることでしょう。関心を持っている政策が1つでもあるならば、選挙に行くことが重要であると思いました。

参加した学生の皆さん、選挙を知る良い機会になりましたか?

少しでもそう思ってもらえたなら、今回は成功です。

高橋

 

今年も「連携総合ゼミ」に参加してきました!

毎年恒例の多職種連携のチーム医療を学ぶ夏季集中型のゼミ活動「連携総合ゼミ」が93日~7日までの5日間、新潟医療福祉大学で行われました。今年は、新潟医療福祉大学、新潟薬科大学、日本歯科大学、日本歯科大学新潟短期大学、フィリピンのアンヘレス大学、サント・トマス大学、台湾の国立陽明大学、中山医学大学の学生、総勢125名が参加しました。各グループに分かれ、各々の事例について患者中心型支援プログラムを作成しました。最終日には全員が集まって発表会をし、大いに盛り上がりました。本学からも理学療法学専攻の学生が、6名参加し、多職種連携の重要性を体感し有意義な時間を過ごしました。

発表会の様子(右側に日本語、左側に英語のスライドが同時に映し出されています)

発表会後のリフレクションの様子

新潟医療福祉大学山本学長から修了証書授与

IPEマスターの称号を頂きました!(医療福祉大学山本学長、本学押木副学長)

今回の連携総合ゼミを通して、「PTとして患者さんにどのように接し、関わっていくか」や「チーム医療を行っていく中で患者さんに対して他職種がどのように協力していくか」を実際に他職種の方々と話し合ったことで、患者さんへの具体的な接し方や関心が深まり、実りある連携総合ゼミになったと感じました。そして、この経験を実習や来年の連携総合ゼミなどに繋げていけたらいいと考えました。(PT専攻 横田実穂)