岩船小学校3年生 体験学習

9月20日(水)に岩船小学校の3年生が体験授業に来てくれました!
当日は高齢者の耳の聞こえ方の体験と,車いす乗車体験が行われました.
以下は,車いす体験に参加してくれた学生の感想です.

   

・小学生に車椅子の扱い方を教える時、目線を合わせやすい位置や相手に合わせた会話、伝わりやすい様に内容を簡潔にして話そうとするなど、今までの経験が無駄になっていないという事が実感できて嬉しかったです。

・今日の授業で子どもたちは、例えば、「段差があったら声をかけてあげる」や「車椅子のスピードがあがると少し怖くなる」などと乗る側と押す側の両方を経験したので、もしこれから車椅子を押す機会があったら、体験・学んだことをぜひ活かして欲しいと思います。

・今回の体験では、私達も教える立場として普段接することの少ない子供たちにどのようにすれば伝わりやすいかを考えることができ、貴重な体験となりました。

・普段接する機会のない小学生に対して車椅子の使用方法と注意点について教えるということで、こちらが教えたことに子供達は素直に実践してくれていました。しかし、私たちが無意識に行っている少し遠回りして角を曲がる、段差や坂の近くでは速度を緩めるなどが難しそうだと感じました。自分自身がどこに注意して車椅子の指導を行えばいいかを考えるきっかけになる、良い機会だったと思います。

   

様々な方が大学に来てくださることで,学生もたくさん学ばせていただく機会を得ています.ご興味がある方は,ぜひ本学地域連携推進室へご相談ください.
これからも地域と共に歩む大学として,皆さんと一緒に活動する機会をいただけたら幸いです.

続く!続く!“リハ大 庭レポ”

駐車場横の田中ガーデンでは、毎日のように野菜が収穫されています🍆

先週の木曜日は、お手伝いしてくれている作業療法学専攻の学生にお裾分け😬

 

その日、調理した野菜たちの写真を送ってくれました。

【お品書き】

・バンバンジー

・きゅうりの和え物~焼いた油揚げと中華くらげを添えて

・きゅうりとひき肉のコンソメスープ

・トマトときゅうりのサラダ

<トマトときゅうりのサラダ>は、味噌マヨからしディップにつけていただきます。

⇒『採れたての食感と、素材そのものの味を味わうことができました。』

『二種類のきゅうりを食べ比べて、その違いも楽しみました♪』

 

<きゅうりとひき肉のコンソメスープ>はコンソメキューブににんにくチューブでシンプルに。

⇒『春雨を入れると満腹感アップ!玉ねぎを入れても美味しいです♪』

『ひき肉の団子に白ゴマを混ぜると、満腹感と栄養がさらにアップします!』とのこと。

 

こちらのスープは、翌日にお裾分けを持ってきてくれました。

私の痛んだ胃に、それはそれは優しくしみわたるスープでした。ありがたや~(涙)

 

ここ数日の雨でトマトの支柱が倒れています。

自然と共にある畑を目の当たりにしながら・・・“リハ大 庭レポ”でした。

 

リハビリテーション心理学専攻助手 長谷川千種

 

高齢者の体力チェック事業に参加させていただきました!

626()にパルパーク神林で開催された地域高齢者体力チェックに,PT専攻学生がサポーターとして参加させていただきました.
高齢者の方々が,様々な用具を用いた「レク式体力チェック」に挑戦,学生は計測の補助を行いました.以下,その感想です.

         

今まで経験した計測補助では,参加してくださる高齢者の方が様々な動作を行い、自分はそれを計測するという方法でした。しかし、今回は高齢者同士が数人のグループを作りお互いに計測し合うという方法でした。そして、計測を始めていくと「違う、そういうやり方じゃない」「もう一度やらせてくれ」「○○さんもっと頑張って」とお互いに励まし合う言葉が聞こえてきました。笑顔でとても楽しそうに活動していた方もいらっしゃいました。
お互いに計測し合うことで「皆でやろう」という意識が強くなり、その結果、積極的に楽しく活動することが出来たのだと思います。
とても貴重な経験をさせてもらえたと思います。ありがとうございました。 

私は今回の高齢者事業に参加して、年を重ねていくことをマイナスに考えるのではなく、もっと元気でいたい、あるいは身体を動かしたいという気持ちが伝わってきたと感じました。それを見て私も、何かあったらいい方向に考えていきたいと思いました。

今回レクリエーション式体力テストということで、通常の体力テストより高齢者の方が楽しみながら参加していると感じました。このような活動は楽しくないと参加する方が減っていくと思うので、計測だけではなく最後に行われたゲームがとてもいいと思いました。将来このような場があれば、参加者を楽しませることを意識しなくてはいけないと思いました。 

体力テストの内容がレク式で、説明を受けている際になるほどな…と感心しました。いつでもできて継続する事が大切という事もあり、体力テストに使用する物やスペースの面で、家でも出来るものが多く、楽に継続できる工夫がされていました。

 また、自立するのも大切という事で、31組で行う点も工夫されていて勉強になりました。

地域の皆様に支えられて学生は成長しています.将来は皆さんを支える側になれるよう,たくさんの経験を積もうと奮闘している学生たちを,これからも暖かく見守っていただきたいと思います.

理学療法学専攻教員 粟生田博子