耕作放棄地におけるサツマイモ・サトイモ植え付けに参加しました!

5月21日(土)に、高大連携校である村上桜ヶ丘高校主催の「耕作放棄地におけるサツマイモ・サトイモ植え付け」に本学学生と教員が参加しました🍠

本学がある村上市内には3つの高等学校と1つの中等教育学校があります。その中の一つ「村上桜ヶ丘高等学校」と本学は平成28年10月に高大連携協定を締結し、本学に進学を希望する優秀な生徒さんに対し「高大連携特待生制度」を設け、毎年この制度を利用して入学する学生がいます。

今回の取り組みは、課題となっている耕作放棄地を有効活用して農作物を生産し地域に貢献することを目的とされた取り組みで、今回はサツマイモ約800株、サトイモ約400株の植え付けを行いました。
育った農作物はフードバンク村上へ提供される予定です。

これまでも村上桜ヶ丘高校では、農業系を選択した生徒さんが授業で栽培した花などを自らが販売し、経済についても学ぶという実習があり、毎年本学でも花を購入していました。購入した花は学生が作業療法学専攻の授業の一環として花壇に植え替えを行っていました。

作業療法の治療的手段である作業活動の中に「園芸療法」があります。園芸療法とは、園芸活動を通して、病気や怪我、高齢化のために心身に障害を持つ人々の治療やリハビリテーションを行う手段として用いられています。
今回の活動も学生にとって大変貴重な学びの機会となりました。

本学からは村上桜ヶ丘高校出身の学生も参加し、母校の先生方との再会に、とても嬉しそうな様子で会話が弾んでいました☺️🌼

今回の取り組みは本学以外にも、地元の中学校や大学、フードバンク村上、JA共済連新潟、JAにいがた岩船等企業の方々も参加されていました。

本学では残りの土地の一部をお借りして、更に植え付けを実施する予定です。
今回植えたサツマイモとサトイモが育つのが楽しみですね🌼お疲れさまでした!

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当

地域の皆様から元気をいただきました!

11月3日(火・祝)に,パルパーク神林(神林総合体育館)にて開催された「きらら・スポーツマーケット」に学生5名がボランティアとして参加しました.

新型コロナウイルス感染症は,人も場所を選びません.スポーツマーケットも例年より少ない出店とボランティア人数….館内での感染対策徹底….こんな厳しい状況で,どのくらいの人が来てくれるのだろうか…?という不安をよそに,当日は1,000名を超える方々が会場に来てくださいました.ありがとうございました!

以下,参加学生の感想です(一部抜粋).

☆今回のコロナウイルスの影響で実施が難しい中、たくさんの人の協力と来場者の方の感染対策に対する意識があったからこそ、このようなイベントができたのだと思っています。子どもたちも思いっきり遊ぶことができてとても楽しそうでした。

☆今年は、コロナ渦で大勢の人が集まるイベントがどんどん中止になってしまい、いつもと違う生活にみなさんストレスが溜まっていたと思います。この状況下で、大きなイベントを行うのもとても大変だったと思うのですが、きらら職員の方を始め沢山の方の努力のおかげだと思います。この様な素敵なイベントに参加できて本当によかったです。

☆今回、スポーツマーケットに参加して、子どもの体力の多さに驚きました。競技用車椅子やブラインドサッカーなどの障がい者スポーツに関する事を学べて良かったです。御来場頂いた方の笑顔が非常に励みとなり、乗り切ることが出来ました。

☆今回のスポーツマーケットに参加してたくさんの子どもや地域の方々とふれあい、最近は家で一人でいることが多かったのでとても楽しかったです。スタッフの方に、リハビリテーション大学の学生はやっぱり挨拶や言葉使いなどがしっかりしているとお褒めいただきました。今まで先輩方がやってこられたことが地域の方たちに伝わっていて、自分のことではないことでも、とても嬉しかったです。

☆ブラインドサッカーでは、アイマスクをして、音のなるサッカーボールでパス、ドリブル、シュートを体験していただきました。皆さん視覚を遮られ戸惑う様子もみられましたが、ブラインドサッカーの楽しさや難しさを感じていただくことができました。一般の方々に障害者スポーツを体験していただく機会は少ないため、スポーツマーケットのような企画を通して障がい者スポーツも身近に感じていただきたいです。

コロナ禍の現在,本学としても,少しでも皆さんを元気づけられる活動に取り組みたいと思います.

 

理学療法学専攻教員 粟生田博子

クリーンアップ大作戦!!

1年生の講義には村上地域のボランティア活動に参加し、地域に触れるという内容のものがあります。例年は村上大祭のお神輿巡業のお手伝いやトライアスロン大会のボランティア、地域行事への参加やボランティア等、様々なボランティア活動で地域の皆様にお世話になる機会がありますが、今年はコロナウイルスの影響で参加を予定していたイベントがことごとく中止となり、ボランティア活動で地域に出ることがなかなか叶いませんでした。

ボランティアに参加できないため、内容を学内等で実施できるものに変更してきたのですが、10月30日の講義ではこのコロナ禍で村上市、地域の方々から支援をいただいたことに対する恩返しの意味を込めて、「クリーンアップ大作戦」と称し、学生たちは4つのグループに分かれ大学周辺と近くの海岸のゴミ拾いに出かけました。

当日は、冬が近くなってきたと感じるような強い風と雷雨の時もありましたが、この時間帯は雨も上がり、強い風は吹いていましたが学生達とゴミ拾いをすることができました。今年は海開きが無かったため、地元の方々の海岸清掃がなかったようで多くのゴミが落ちていました。ペットボトルや缶はもちろん、海外から流れ着いてきたと思われる外国製表示のもの、通常なら海岸には落ちていないようなものまで、様々なゴミが落ちていました。

ゴミ拾いを終えて大学に戻ってきたところでまた雨が降り出し…といった感じで雨に濡れることもなく、無事初めてのボランティア活動を終了しました。

プラスチックによる環境問題は深刻です。動物たちに与える影響は大きく、ストローが紙製になっている店舗もあり、私たち個人でも環境問題を考える機会が増えつつあります。一緒に海岸のゴミ拾いをしていて、プラスチック・ペットボトル・ビニール等の多さに驚きました。この清掃活動を通して参加した学生たちにも何か感じるものがあれば幸いです。

 

井上