6月26日(月)にパルパーク神林で開催された地域高齢者体力チェックに,PT専攻学生がサポーターとして参加させていただきました.
高齢者の方々が,様々な用具を用いた「レク式体力チェック」に挑戦,学生は計測の補助を行いました.以下,その感想です.
今まで経験した計測補助では,参加してくださる高齢者の方が様々な動作を行い、自分はそれを計測するという方法でした。しかし、今回は高齢者同士が数人のグループを作りお互いに計測し合うという方法でした。そして、計測を始めていくと「違う、そういうやり方じゃない」「もう一度やらせてくれ」「○○さんもっと頑張って」とお互いに励まし合う言葉が聞こえてきました。笑顔でとても楽しそうに活動していた方もいらっしゃいました。
お互いに計測し合うことで「皆でやろう」という意識が強くなり、その結果、積極的に楽しく活動することが出来たのだと思います。
とても貴重な経験をさせてもらえたと思います。ありがとうございました。
私は今回の高齢者事業に参加して、年を重ねていくことをマイナスに考えるのではなく、もっと元気でいたい、あるいは身体を動かしたいという気持ちが伝わってきたと感じました。それを見て私も、何かあったらいい方向に考えていきたいと思いました。
今回レクリエーション式体力テストということで、通常の体力テストより高齢者の方が楽しみながら参加していると感じました。このような活動は楽しくないと参加する方が減っていくと思うので、計測だけではなく最後に行われたゲームがとてもいいと思いました。将来このような場があれば、参加者を楽しませることを意識しなくてはいけないと思いました。
体力テストの内容がレク式で、説明を受けている際になるほどな…と感心しました。いつでもできて継続する事が大切という事もあり、体力テストに使用する物やスペースの面で、家でも出来るものが多く、楽に継続できる工夫がされていました。
また、自立するのも大切という事で、3人1組で行う点も工夫されていて勉強になりました。
地域の皆様に支えられて学生は成長しています.将来は皆さんを支える側になれるよう,たくさんの経験を積もうと奮闘している学生たちを,これからも暖かく見守っていただきたいと思います.
理学療法学専攻教員 粟生田博子