本学の2年生3名が、2月26日と3月5日に、新潟県立東新潟特別支援学校高等部の体育授業に参加し、生徒と一緒に活動を行いました。以下、参加した学生の感想です。
・今回、一緒に体育の授業をさせて頂いた生徒の皆さんの中には、運動が得意な生徒もいれば車椅子に乗っている生徒もいて、また様々な疾患を抱えており、最初はどうやって一緒に卓球やバドミントンをすればいいのか戸惑いました。ですが、個人の能力に合わせた運動方法を先生方に教えていただきながら行うことで、その子にとって最適な運動をすることができました。
・生徒達は体を動かし、生き生きとしていて、一緒にスポーツをすることができてとても楽しかったです。
・私は、車椅子の生徒とバドミントンを一緒にやりました。シャトルをラケットに向かって投げて打つ練習や、生徒同士ラリーをするためにどうやったら上手く打つことができるのか、ラリーをするためにはどう動いてサポートするのがいいのかを練習の中で考えながら行い、先生方の大変さを知りました。
・特別支援学校に行って体育に参加させていただいたことは貴重な体験だと思います。一緒に体を動かし、楽しいと共感し合い、充実した時間を過ごすことが出来ました。機会があれば積極的に参加したいと思います。
◎参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。私たちが当たり前と思っていることの中には、時に障がい者の方々にとって困難と思われることもたくさんあります。特に体育やスポーツは、「危ない」ということで制限されることがしばしばです。しかし、誰もが身体を動かすことの喜びや楽しさを共感できるよう、これからも支援していきたいと考えています。
(理学療法学専攻教員 粟生田博子)