4月6日、平成29年度入学式を挙行いたしました

本日4月6日、村上市民ふれあいセンターにおいて、平成29年度入学式を挙行いたしました。同一法人である新潟看護医療専門学校村上校との合同入学式でした。

昨年度の入学式同様に、素晴らしい晴天とポカポカ陽気に恵まれ、アカデミックドレスを着用していた私は、汗ばむくらいに感じられる一日でした。

以下に、入学式の学長式辞を掲載いたします。

新潟リハビリテーション大学、そして新潟看護医療専門学校村上校に入学された皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。皆さんの入学を心よりお祝い申し上げます。同時に、これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、皆さんを支えてこられましたご家族や関係者の皆さまにお祝い申し上げます。

ここ村上は、豊かな自然と、長い歴史とともに受け継がれてきた 伝統と文化を兼ね備えた、魅力ある資源を持ったまちです。ひとが輝き集う、やさしさのまちをめざして、さまざまな取り組みが行われています。

本学では、地域連携推進室を設置して、村上市のほか、県北の町村との連携事業に積極的に取り組んでいます。村上市とは、おととしの7月に包括連携協定を締結いたしました。協定に基づいて、本学がこれまでに積み上げてきた保健、医療、福祉および研究・技術開発などに関する活動実績を相互協力へと発展させ、地域に必要とされる大学であり続けるよう、努力を重ねています。学生教育においても、地域の自然環境や地場産業、温かい人々とのふれあいなどを活用させていただきながら、地域の課題解決に取り組み、地域の活性化に向けて活動を進めています。

南北に長い村上市の中で、本学は南西の岩船地域に位置し、日本海や粟島が望める風光明媚な小高い場所にあります。この季節は、さまざまな木々が芽吹き、花開き、大学構内でも、まもなく桜のピンク色の花びらが、春らしい彩りを作り出してくれます。

心躍るこの季節に入学される皆さんは、新しい学生生活を夢見て、本日の入学式に臨まれていることと思います。私たちは、皆さんを心から歓迎するとともに、皆さんがこれから、自らの夢の実現ができるよう、そして世界で活躍できる力が身につくよう、支援してまいります。

さて、新潟リハビリテーション大学はその基本理念として「人の心の杖であれ」を掲げています。この理念に基づいて、本学では、崇高な倫理観や、優れた医療人としての厳格さと慈愛を併せ持ち、地域社会や国際社会に貢献できる人材を育成することを目的に掲げています。大学での学びは、受け身の姿勢で知識を蓄積させるだけでは意味をなしません。自ら積極的に学ぶ姿勢を示し、知識や技術を用いて、いかに新しい考えを生み出したり発見したりするかが重要です。自分が学びたいと思うことを、自ら学んでいくことこそが、大学での学びの姿勢となります。

そのような自発的な学びの過程において大切なのは、かけがえのない仲間を作ることです。専攻や学年をこえて学修したり議論をしたりするゼミの仲間たち、サークル活動やアパート暮らしなどで生活を共にする仲間たちなど、さまざまな背景を持つ仲間とのコミュニケーションが、大学での学びを支える大きな役目を果たしてくれるはずです。自分の夢や目標がわからなくなったとき、迷ったとき、仲間たちはきっと、素晴らしいアドバイスをくれ、導いてくれることでしょう。

お互いの専門領域を超えて、互いに交流し合い、考えを共有したりぶつけあったりする場を通じて、本学の理念「人の心の杖であれ」を実現できる学生を育てていくことが、私たちの夢であり目標です。そのため、授業においても、講義中心の教育から、対話型・課題解決型授業、アクティブラーニングへの転換を進めています。さらには、ボランティアや地域での活動、臨床実習など学外での体験型授業の拡大に努めています。

このように、自ら積極的な活動を行っていくと、人のやさしさや思いやりにも触れ、素晴らしい、うれしい、ありがとう、というような感動する場面や行為、言葉に遭遇する機会も増えてくるはずです。このような体験も、大学全体で共有し合うことで、学内により良い空気が流れていきます。さらに、皆さんたちが思考を深めて、大学がもっとこうあってほしいというような建設的な意見が生まれてきた時には、私たち教職員もありがたく受け止め、大学運営の改善を図っていきます。学生の皆さんには、気軽に、感動したことや提案したいことを投稿して頂けるよう、本学には「感動箱」と「提案箱」を設置しています。大いに活用してください。

さて、本学では、ブランド力強化のために、昨年度、タグライン、スクールカラー、キャラクター、ロゴマーク等を制定致しました。大学からの強いメッセージとなるタグラインは、本学の理念と同じ「人の心の杖であれ」と致しました。スクールカラーは村上特産の鮭にちなんだサーモンピンク、キャラクターは学園のキャラクターでもある、ティタン、パック、イオという3匹の犬、ロゴマークは村上市の花ハマナスが大きく咲き開くイメージと、大学の使命を未来へ向けて展開させていくイメージをかけたデザインと致しました。

ブランド力強化とともに、今後、新潟リハビリテーション大学は、ますますパワーアップしていく計画がいくつかあります。そのなかの1つとして、言語聴覚士養成教育を、より高度化するために、来年度以降の入学生からは、学部での教育から大学院での教育に移行する予定にしています。他の専攻におきましても、社会のニーズに応えるべく、教育課程の改定を実施してまいります。さらには、来年度の後期から新しい校舎の建設も予定しています。このように、学修環境のさらなる整備を行っていく所存ですので、新入生の皆さんや保護者の皆さまにおかれましては、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、入学された皆さんにとって、この貴重な4年間が実り多いものとなることを祈念して、私からのお祝いと歓迎のことばとさせていただきます。

平成29年4月6日 新潟リハビリテーション大学長 山村千絵