大学院修士論文発表審査会を開催しました

27日、大学院の修士論文発表審査会を開催いたしました。今回は、摂食・嚥下障害コース、運動機能科学コース、高次脳機能障害コース所属の院生が、その順番に発表を行いました。通常履修の2年間で研究・論文を仕上げた院生のほか、働きながら長期履修制度を活用して3年間で完成させた院生もいます。

 修論の発表審査会では、大学院所属の専任教員が、自身の専門領域のみならず他領域の院生の発表も審査します。発表20分、質疑応答10分が、それぞれの院生の持ち時間ですが、さまざまな学会で口頭発表を経験してきた院生でさえも、このような学内の、しかも論文審査にかかる発表とあっては、学会とは異なる緊張感や怖さ(?)を抱いていたのではないでしょうか。また、学会発表と大きく異なることのひとつに、「審査員となる教員や他の参加者の専門領域がさまざまで、それぞれの発表の学術的背景を共有していないため、基礎から周辺を含めてわかりやすく説明をする必要があるということ」が挙げられます。

 20分の発表時間は、練習の成果もあって難なく終わった学生ばかりに見受けられました。しかし、その後の質疑応答の時間がとても長く感じられたのではないでしょうか。答えにくい難しい意地悪な質問も飛び交っていたように思います。予定時間もだいぶ延長しました。いつものことです。しかし、質疑応答の内容は、より良い研究・論文のために有効に活用していってほしいものばかりです。

 最後には研究指導教員からの補足の言葉(=お助けの言葉)やエール(=今後の期待や発展を願う言葉)があって締めくくられます。これが本学大学院の伝統的なスタイルですので、厳しさの中にも温かさや指導のありがたさを実感することができる修論発表審査会です。

 修論発表審査会は終わりましたが、大学院修了までには、まだ最終試験(口頭試問等)が残っています。私も本日、ひとりの院生の口頭試問を実施いたしました。修了予定の院生の皆さん、あともう一息です。修了式は学部の卒業式と同日の314日です。