カテゴリー: 医療・福祉

磁気刺激装置(研究用機器)が入りました

夜、帰宅を急ぐ道の両脇にある草むらでは、秋の虫たちが競い合うように大合唱しています。夏から秋へと、季節の変化を身にしみて感じる今日この頃です。過ごしやすくなったこの時期は、落ち着いて研究を進めていくのにも適しています。

 さて、先々週のことになりますが、大学院に「磁気刺激装置(研究用機器)」が、新しく入りました。当面、高次脳機能障害コースの学生が修士研究を進めていくにあたり、本機械を活用する予定にしています。本装置を用いると、非侵襲的な方法で局所的に脳を刺激することが可能とのこと、単発刺激では、その安全性も確立されているそうです。

 機器納入に際して、業者の方によるデモがありました。デモ時の被験者は、機器導入を提案された本学特任教授の亀山茂樹先生(我が国のてんかん治療の第一人者)ご自身です。

 自らが一度は被験者になってみること…、これはさまざまな研究を行っていく上で必要なことと思い、私自身も実践しています。それだけでなく、私は若い駆け出しの頃、いつも指導教員である教授をまず被験者にして実験をしていました。今となっては、すごいことをしていたんだと…懐かしく思い出されます。

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「よりそう力 医療・介護で活躍するセラピードッグ」大木トオル氏の講演を拝聴いたしました

8月26日(土)のオープンキャンパスでは、大勢の受験生・保護者の皆様に来学いただき、たいへんありがとうございました。同日の特別企画として、国際セラピードッグ協会代表大木トオル氏による「殺処分寸前を救助された犬達の感動の物語 よりそう力 医療・介護で活躍するセラピードッグ」と題した講演会及びセラピードッグ3頭によるデモンストレーションが開催されたので、私も参加してきました。

 以前のブログにも記載しましたが、医療系の大学で、アニマルセラピー・動物介在療法を導入している大学は、あまりないのでは…と思います。本学は、医療系の中に、心理学の分野も取り入れていて、とりわけ医療学部のリハビリテーション心理学専攻では、次年度より、正規科目として「アニマルセラピー」を開講する予定になっています。

 講演の中では、「セラピードッグは保護施設の捨て犬から根気強く育て上げていくということ。そして生まれ変わった犬たちは、医療・福祉の現場で活躍して高齢者たちの笑顔を取り戻すのに一役買っているということ」など、素晴らしい実話がありました。しかし、保護施設で引き取り手がなかった場合は、厳しい殺処分が待っているとのこと、以前より知っていたことではありますが、現場の様子のスライドが流れたときは、私も思わず涙が止まらなくなりました。

 最後は、愛くるしい犬たちによるデモンストレーション。犬たちがヒトに寄り添って歩いてくれる場面を見ることができました。ヒトが、通常の歩行速度だけでなく走ったり逆にゆっくり歩いたりしても、しっかりと歩みを合わせてくれる犬たち、杖をついて体を揺らしながら歩く方や車いすに乗った方を想定した場面でも、犬たちはきちんと対応してくれました。

そして、会の最後は、廊下で犬たちがお見送りをしてくれました(写真)。最初から最後まで、とても感動した会でした!

 保護施設の犬たちの殺処分が少しでも減り、また、セラピードッグたちが医療・福祉・教育をはじめとする様々な分野で、もっともっと活躍できる日を心待ちにしています。

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食べる力をつける教室Ⅲ期のフォローアップ教室を開催しました

写真は、私の通勤途中、JR坂町駅から大学までの道、スクールバスの車窓から見える景色です。荒川の土手とその向こうに見える山並みがとても美しいです。

 さて、昨年度から地域の高齢者を対象に開講している「食べる力をつける教室」もⅢ期まで進み、Ⅲ期も好評のうち約1ヵ月前に終了しましたが、そのフォローアップ教室を昨日824日に開催いたしました。フォローアップ教室の開催については、1ヵ月前に通知したことであり、かつ時間もいつもより30分早い開始だったのですが、ひとりの欠席もなく、皆さん時間通りに集まってくださいました。最年長は90歳の方、80歳代の方もみんなお元気な様子で、にこやかな顔を再び見ることができ、私もうれしく思いました。

 教室の初回と最終回に採取したさまざまな「食べる力」に関する個人データをお返しし、ご自身で、データがどのように変化したかを確認していただきました。併せて、高齢者の一般的な平均値や必要な力などを示しながらデータの見方について解説いたしました。多くの機能が驚くほどと向上した方、初めから機能がわりとよかったために、数値の伸びがそれほど多くなかった方など、さまざまでしたが、一様に「この教室は効果があり有益だった、とても楽しかった、また機会があったら参加したい」などと喜んで帰って行かれました。

 日常生活でも思わぬ効果があった方もいらっしゃいました。たとえば、以前はお孫さんに「風船をふくらませて」と頼まれても、できなかったのが、この教室に通って、呼吸器系・肺の機能が強化されたのか、「風船がふくらませるようになったんですよ。孫が、私を頼ってくるようになってうれしい。」と、報告してくださった方もいらっしゃいました。

 参加してくださった皆さんには、教室が終わってもトレーニングや口腔ケアを継続していただけるよう、吹き戻しや歯ブラシなどのお土産を差し上げました。

 次期第Ⅳ期は927日から毎週水曜日全10回の予定で開催いたします。継続参加、新規参加いずれもお待ちしています。ご案内・お申し込み用紙は地域の老人クラブ経由で差し上げています。

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8月26日のオープンキャンパス参加をお待ちしています!

8月26日のオープンキャンパスでは、特別企画として、国際セラピードッグ協会代表の大木トオル氏をお招きして「殺処分寸前を救助された犬達の感動の物語 よりそう力 医療・介護で活躍するセラピードッグ」と題した講演会が開催されます。例年、夏休み期間中のオープンキャンパスは賑わいがあり、とりわけ特別企画を設けた会では、大盛況となります。参加しようかと迷っている方…、百聞は一見にしかず、是非いらしてください。医療系の大学で、アニマルセラピー・動物介在療法を導入している大学は、あまりないのでは…と思います。本学は、医療系の中に、心理学の分野も取り入れていることから、このような企画を設けたり、実際のカリキュラムの中に取り入れたりすることが、比較的容易になっています。通常は、動物系の大学・専門学校で実施されている内容と思います。

 大木トオル氏は、ミュージシャンとしても有名な方で、受験生の保護者世代では、ミュージシャンとしての大木氏を知っている方も多いかも知れません。そして受験生世代では、小さい頃に、名犬チロリ(人間の虐待で脚に障害を負った雑種の捨て犬で、処分される寸前で大木氏に救われ、訓練の後、セラピードッグとして活躍した犬)の話を読んだこと、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?当地では、8月5日に放送された「動物ピース!!」というテレビ番組でも大木氏の活動が紹介されていました。現在は被災犬の保護にも尽力されているとのことです。

 オープンキャンパスでは、そのほかに、本学をよく知ってもらうための医療学部各専攻の企画や無料ランチも用意しています。皆さんのご参加をお待ちしています! 

 

 

 

 

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「食べる力をつける教室」で大爆笑しました

地域高齢者向けに開講してⅢ期目となっている「食べる力をつける教室」では、7月5日の第7回教室において、いつものトレーニングやミニ講義のほかに、みんなで楽しめるレクリエーションを取り入れました。せっかく教室に通っていただいているので、一人で地道に行うトレーニングだけでなく、参加者のみんなで、いっしょになって盛り上がって楽しめ、かつ、「食べる・飲み込む力」だけでなく「認知機能」を高めるのにも有効といわれているレクリエーションを行いました。

 ひとつは「お口でジャンケン」。自分の口を使って、こちらが指定した「グー」「チョキ」「パー」の形を作る練習からはじめ、いよいよ私と勝負! 高齢者の皆さんには後出ししてもらうことにして、最初は私に勝つように、慣れてきたところで、私に負けるように、と指示して、お口でジャンケンを行いました。これがなかなか難しい…。どうも、私が出したのにつられて、それと同じ口の形を作ってしまう場合が多く見受けられました。しかし、中にはパーフェクトの方もいらっしゃいました。

 もうひとつは「早口言葉」。通常の速度で練習したのち、私の怪しい早口見本に次いで、全員いっしょに唱えてもらいました。これもなかなか難しいものがあり…。最後には、若い教員のオリジナルの「早口言葉」も登場。学生時代から考えていた早口言葉というだけあって、なかなか手ごわい、それに他の教員が追加の言葉をつなげて、さらに難易度アップ。言葉のおもしろさも加わって、最後は大爆笑で締めくくりました。

 参加した高齢者からは「楽しかった」「一時間ってあっという間」という声が多く聞こえてきました。楽しみながらのトレーニングは続ける意欲にもつながり、効果倍増です!

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新しい課題での科研費研究をスタートさせました

いわゆる科研費とは、科学研究費助成事業のことで、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」のことをいいます。ピアレビューによる審査(研究者間での公正な審査)を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです(日本学術振興会ホームページより一部引用)。

 私は、本学に着任してからこれまでに、「新しいソフトスチーム技術を応用して咀嚼・嚥下困難者用食材を調整する 2011~2013年度」「咀嚼力の衰えた高齢者の栄養改善に向けた食べやすいソフトスチーム加工食肉の調整 2014~2016年度」の研究課題が審査を通って採択され、研究を遂行してきました。そして、今年度からは新たに採択された「咀嚼機能を考慮したソフトスチーム加工食材の調製~高齢者の豊かな食生活をめざして~ 2017~2019年度」の課題に取り組みます。この間、一貫して「ソフトスチーム加工」という調理加工技術を使った高齢者向けの食材というテーマは変わっておりません。

 昨日(623日)は、ソフトスチーム加工で協力を頂いている、村上市高根フロンティアクラブの担当者の方と新たな課題の進め方について打ち合わせをさせていただきました。“高齢者の豊かな食生活のために”ということで、山間にある高根地区の特産品である山菜の“ふき”や“魚のイワナ”なんかにも挑戦してみようという話になりました。

 今の私は、大学運営等で大幅な時間が割かれているというのが現状ですが、研究については、少し時間の取れる?夏休み等に集中して進めていく予定にしています。

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健康ビジネス協議会講演会「いくつになっても成長する脳の強化法」を拝聴してきました

613日(火)、新潟市にあるANAクラウンプラザホテルにおいて、一般社団法人健康ビジネス協議会の平成29年度定時総会・講演会・懇親会が開催されました。総会には、御来賓・アドバイザー・自治体関係者・会員の合計156名の出席があったとのことでした。

 本協議会は、新潟県の健康ビジネス連峰 政策に呼応して、新潟県健康ビジネス協議会として8年前に発足し、以来、健康ビジネスのトップランナーを目指して情報発信と交流、市場開拓、会員同士のビジネスマッチングやセミナーを開催しているそうです(同協議会ホームページより)。会員は全産業を対象としており、「食」「サービス・交流」「ものづくり」3つの部会から構成されています。本学も今年の5月から、本協議会の会員になりました。

 講演会では、ベストセラー「脳の強化書」等で著名な、「脳の学校」代表・加藤プラチナクリニック院長の加藤俊徳先生による「いくつになっても成長する脳の強化法」のお話しがありました。先生は、以前、本学の大学院特別講義にもお招きしております。私の高校時代のクラスメートの方です。講演は、さまざまなパフォーマンスを交えながらの、とてもパワフルで元気が出る内容で、わかりやすくすぐにでも実践できる脳トレの紹介もありました。加藤先生には、講演の前に、個人的に歓談する時間も設けて頂きました。

 そして、引き続いて行われた懇親会では、おいしい料理を食べながらさまざまな業種の方々と情報交換が進みました。

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地域高齢者向け「食べる力をつける教室」好評開講中です

昨年春から開講している「食べる力をつける教室」は、1年が経ちⅢクール目に入りました。(1クールの期間は、連続する10週間です。)

 おととい531日は、Ⅲクールの第2回目の教室日でした。今クールの参加者の皆さんは全員女性で、熱心に通ってきてくださいます。90代の方も大変お元気でしっかりしていらっしゃいます。531日は、1週間前の524日に実施したさまざまな機能検査のうち、咬合力(嚙む力)検査の結果について、参加者一人ひとりに、各自の嚙み合わせ状況を解析した図やグラフ(+コメント付き)をお返しし、食べる力をつける必要性等についてお勉強の時間を設けた後、嚙む力を強くするトレーニングや口腔ケアの方法(歯をはじめとする口の中をきれいにする方法)について、巨大な歯の模型(左写真)等を使って実演・実習いたしました。

 参加者の皆さんには、右写真のような歯ブラシや舌ブラシといった口腔清掃用具一式を無償でお配りしています。中には、多くの方にとってあまり見慣れない“ワンタフトブラシ”(右写真の一番上)などもあります。早速、帰宅後に活用していただき、併せてトレーニング効果を上げるためにトレーニング日誌(記録)もつけてもらっています。

 次回67日からは、「噛む力」だけでなく、「飲み込む力」をつけるトレーニングも始まります。その際も、さまざまなトレーニング用具を無償で提供させていただきます。積極的で熱心な皆さんばかりですので、10週間後の機能変化(向上)が楽しみです。

 参加者の皆さんは、教室終了後、帰路につくまでも、さまざまな話でワイワイ盛り上がっていらっしゃいました。元気な方たちは、明るく前向きな話題が多いですね。

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にいがた摂食嚥下障害サポート研究会で「食べる力をつける教室」を紹介してきました

5 20 日(土)、新潟県歯科医師会館において、2017 年度第1 回にいがた摂食嚥下障害サポート研究会主催講演会が開催されました。本会は、新潟大学大学院医歯学総合研究科 共催、一般社団法人 新潟県歯科衛生士会、新潟県歯科医師会、新潟県言語聴覚士会 後援によるもので、今回の講演のテーマは「研究から見えてくる臨床」でした。その中で、私も講師として招待され、「大学と老人クラブの連携による「食べる力をつける教室」について」と題した講演を行ってきました。主催者からは「高齢者を多く抱える地域の独自の取り組みとして大変興味を抱くものである」との感想をいただいたほか、会場参加者からもさまざまなアドバイスをいただきましたので、今後の教室運営に役立てていこうと思います。

 一方、藤田保健衛生大学の稲本陽子先生のご講演「『3 次元で見る』ということ‐嚥下動態・病態理解」では、3D-CT 画像を用いた嚥下運動機能の解明の中で、ことに声門閉鎖や食道入口部開大に関する知見を得ていることや臨床応用についてのお話がありました。最先端の内容に、とても興味深く拝聴させて頂きました。他の先生方の臨床報告、症例報告も、現場の意気込みが感じられる内容で、とても参考になりました。企業展示ブースでは7社が出展しており、活発な意見交換がなされていたようです。

 なお、今期でⅢ期目となる「食べる力をつける教室」は、本学サロン教室において、524日(水)から10週にわたって開催致します。

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文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業採択研究課題は最終年度に入りました

本学は、平成27年度に、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業において、「地域に根ざした研究プロジェクト」として「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」を申請したところ採択されました。これまで、同研究プロジェクトを推進して参りましたが、研究期間は3年間であるため、今年度でいったん区切りをつけ、まとめと報告を実施させて頂く予定にしています。

 本プロジェクトでは、村上地域の高齢者を対象に、日常生活機能の向上および機能障害の予防を目的に組み立てたオリジナルのプログラムとして、(テーマ1:「摂食嚥下機能の向上」、テーマ2:「身体機能・認知機能の向上」)を達成すべく、「食べる力をつける教室」と「転倒予防教室」を継続的に実施して参りました。本年度は、明日から転倒予防教室が、来週水曜日(24日)からは食べる力をつける教室が始まります。なお、教室については、本研究期間が終了しても、改善を重ねながら引き続き実施していく予定にしています。

 本研究では、プログラム実施前後の機能評価を比較することで、プログラムの有用性を検証することを研究目的としています。このプロジェクトによる検証結果をふまえ、地域の高齢者の皆さまには、より良いプログラムを提供していきたいと考えています。「摂食嚥下機能の向上」と「身体機能・認知機能の向上」とを合わせて1つのプロジェクトとして実施していくことで、高齢者の皆さまの健康を、より多くの側面から向上させるという相乗効果も期待できますので、両方の教室への参加も大歓迎です。(今年度の春~夏教室の申し込みはすでに締め切っています。また、お申し込みは老人クラブ様経由となります。)

 なお、520日の土曜日に、新潟県歯科医師会館で開催される、2017年度第1回にいがた摂食嚥下障害サポート研究会講演会において、「食べる力をつける教室」の取り組みについて紹介させて頂きます。

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新潟リハビリテーション大学
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