2日(木)は、新潟県庁の大学・私学振興課の方々と、本学の本年度の入試結果総括や今後の大学運営等について意見交換をする機会がありました。しかし、入試に関していえば、本年度の結果について十分に振り返る暇もなく、もう次の(次年度の)ステップに進みつつあります。
次年度の入試シーズン開始(本学AO入試のプレゼミナール参加申し込み受付は6月15日から開始します)を目前に控えた今、学長ブログでは、入試に関連した話題が続いています。今日は、本学の次年度入試から新しく追加で設ける特待生制度(枠)について紹介しましょう。それは第2回公募推薦入試において適用する「地域特待生制度(枠)」です。
「地域特待生制度」とは、本学が指定する近隣地域の高等学校から入学し、卒業後は新潟県内または隣接県の医療機関等に就職を希望する人たちを応援する制度です。これまでの本学入学者の出身地域内訳を見てみますと、近隣地域からの入学者は相対的に少ない状態が続いていました。しかし、高齢化の進む本地域の医療を活性化するためには、近隣地域から優秀な入学者を多く確保し、将来は地元の医療に携わっていただくことも重要な方策のひとつになります。地域特待生に選ばれた方たちは1年次の前期授業料が免除されます。さらに2年次以降も、毎年度末の成績で判定し、最大4年間、同じ条件を適用します。地域特待生制度での出願資格としての評定平均値は指定校推薦入試のそれより若干高めに設定していますが、その分、減免額は地域特待生の方が大きくなっています(2年次以降も成績が良好な場合に限ります)。
したがって、受験生の在籍(出身)校が、指定校推薦の対象校かつ地域特待生制度の対象校であり、さらに、受験生の評定平均値が両方の出願資格を満たしている場合は、第2回公募推薦の地域特待生枠で出願いただいた方がよいでしょう。ご不明な点は本学の入試広報課までお問い合わせください(写真は5/29の大学フェア時の個別相談の様子です)。