10月16日(月)、TKPガーデンシティPREMIUM京橋で開催された「Times Higher Education(THE)×Benesse 第2回大学改革カンファレンス THE大学ランキング世界版・日本版が語る大学の潮流」に参加してきました。東京は冷たい小雨が降り、非常に肌寒い一日でしたが、会場内は300名ほどの参加者の熱気に包まれていました。全国から参加した学長には、「関係者席」として指定された席が最前列から数列分用意されていました。
世界大学ランキングの評価指標にはどのようなものがあり、ランクインするには、どのような方向に大学運営を進めていけばよいかということや、ランクインした大学の実例について知り本学運営の参考になるところはないか等を知ることが、今回参加の目的でありました。
最後の文科省からの講評では、報道されていないが「日本が凄い」こととして、先ごろ発表された最新の世界大学ランキングの結果では、日本の大学のうち89(昨年度は69)大学が1000位までにランクインしており、これは世界的に見てもアメリカ、イギリスに次いで三番目に多いということを強調されていました。
なお、(THE)の世界大学ランキングは研究中心の評価になっていて、以下の5つを評価しランク付けを行っているとのことでした。
Teaching:教育(教育環境) 30%
Research:研究(量/収入/評判)30%
Citations:論文の引用度合(研究影響力)30%
International Outlook:国際性(職員/学生/研究)7.5%
Industry Income:産業界からの収入(知の移転)2.5%