新潟リハビリテーション大学
 
「急がずに豊かな生き方を」

「急がずに豊かな生き方を」

本学医療学部言語聴覚学専攻4年生S.Nさん(女子学生)の文芸作品が、地方紙(新潟日報)の主催するコンクール(私の日報抄)で優秀作品として選出されました。

本日(4月6日)付の新潟日報第14面に、作品が掲載されていますので、ご覧ください。

作品は、新聞のコラム形式のもので、選出された作品5点には、どれも作者の独自性あふれる体験や思いが綴られており、伝えたいことが明確に表現されています。

S.N.さんの作品は、冒頭で詩人の六浦基(むつうらもとい)さんの作品「ぐずぐずしないで」を引用し、S.N.さん自身が小学生時代に習っていたピアノ教室での先生の暖かい指導を思い起こし、先生の愛の言葉が「今になって胸にしみる」と述べています。

そして、現代の急がす教育の問題点に触れ、「豊かな生き方を伝えることを忘れないで」と、私たち教育者に対して警鐘を鳴らしてくれています。

私自身も、S.N. さんの鋭い視点に、はっと気づかされました。