3月17日、東京ビッグサイトで開催されていた「第3回国際介護用品展、介護施設産業展、介護施設ソリューション展 CareTEX2017展」に行ってきました。
私は、科研費の研究テーマとして介護食・高齢者食を掲げています。今回は施設等向けの様々な機器や用品の展示がある中で、私が興味ある、介護食・高齢者食の展示を見たり、試食をしたりする機会も設けられていました。それらの施設等向けの商品は、単品というよりは、メニューとして完成されているものが多く、その提供形態は、冷凍で、湯煎やレンジ等で解凍し温めて手軽に食せるものが多くありました。便利ではありますが、毎日利用する場合は、ややコストがかかるかもしれません。
それから、今回の展示で、某ファーストフードチェーンの業者が先月から介護食の業界にも進出したことを知りました。弱い力でも噛めるよう小さく加工した「やわらかタイプ」と、舌でつぶせるまで刻んだ「きざみタイプ」の2種類の牛丼の具を開発したとのことでした。会場では、試食として、各々のタイプを、小さいどんぶり一杯分ずつ食することができ、十分味わえ、それだけでお腹いっぱいになりました。味もいつもの牛丼が再現されていておいしかったです。