先週木曜日(12/15)は、この冬一番の寒気が流れ込み、吹雪模様となり初の積雪が見られるなど寒い一日でしたが、その日の晩に講演をさせていただきました。足元の悪い中、お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。
その会は、村上市岩船郡医師会・訪問看護ステーション共同主催による、拡大講演会でした。医師会では、毎月定例で木曜の夜に医師等専門職対象の講演会を開催されているそうですが、今回の講演会は訪問看護ステーションからの希望により実現されたとのことで、“拡大”講演会となったとのことでした。参加者は医師、歯科医師、薬剤師のほか、医療介護施設関係者、行政関係者などで、大勢の方々にご参加いただきました。
講演のタイトルは、「摂食嚥下リハを成功させるために~メカニズムの理解から口腔ケア・嚥下食のヒントまで~」と内容を欲張ってしまったため、浅いお話を駆け足で行うことになってしまい反省しています。それでも、参加者からは、「今までは医科領域の講演ばかり聞いてきているので歯科領域はすべてが新鮮に映る」と言っていただき、少し安堵いたしました。質疑応答時やその後の懇親会時にも活発なご質問やご意見等を頂戴し、関心の高さが伺えました。訪問看護師さんたちからは、特に口腔ケアの現場における切実な状況についての訴えが多く聞こえてきました。村上市においても医科・歯科領域の連携がさらに強固に発展していくことを期待しています。
講演会開催に際し、事前から事後まで、担当者の皆様には暖かく丁寧に対応頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。