11月15日(火)、東京のアルカディア市ヶ谷において、一般財団法人私学研修福祉会主催、日本私立大学団体連合会協力による「私立大学の教育・研究充実に関する研究会」が開催されたので参加してきました(写真は会場内看板)。早朝、小雨が降り肌寒い新潟から重ね着をして行った私は、会場に着く頃には汗ばんでいました。上越新幹線で長いトンネルを抜けると、天候ががらりと変わる冬の季節がやってきていることを実感しました。
今回の研究課題は「私立大学の本質と社会的役割~私立大学の地方創生、地域活性化の役割~」となっていたため、主な参加対象者である理事長や学長等の他に、各大学の地域連携担当者の方々の参加もチラホラ見られました。
政府からは「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」及び「次世代の学校・地域創生プラン」等の政策が打ち出され、私立大学には地域社会に貢献しうる優秀な人材を育成するという使命が課せられていることが、より明確になってきています。私立大学として地方創生・地域活性化に向けた方策はその立地によって異なりますが、それらを国際型、地方立地全国型、地域人材養成型、大都市・地方連携型に分けた上で、それぞれの立場の方々からの提言をいただきました。基調講演や事例発表等を拝聴し、どの取り組みも大変すばらしいものであると感動いたしました。やるかやらないか迷っている暇はなく、とにかくやってみる、挑戦するという精神を、どの取り組みにおいても強く感じることができました。
来週の火曜日にも類似の研究会が、同会場で開催されることになっていて、私はそちらにも参加する予定です。