昨日10月28日(金)、名古屋市の名古屋観光ホテルにおいて、日本私立大学協会第145回総会が開催されたので、参加してきました。本学は昨年度より同協会に加盟させていただいています。当日は北海道から沖縄まで全国の加盟私立大学の理事長・学長ら約390名が集いました。
あいにく、雨の一日でしたが肌寒さは感じられず、むしろ新潟から寒さを警戒して厚着をしていった私にとっては、会場の内外ともに、少し暑いくらいに感じました。
会は重厚な雰囲気の中、収支決算の承認、文部科学省高等教育局私学部長の方を講師にお迎えして行われた基調講演(わが国における私学の展望と諸課題)、協議事項(第1~4号議案)、報告事項(第1~2報告)、と続き、総会決議を行い、予定通りの時刻に閉会となりました。
決議においては、私立大学の共通課題の解決と教育研究の質の画期的充実を推進するとともに、私立大学経営に一層の努力を傾注することを全加盟大学の総意として確認し、以下の4つの決議を行いました。
一、平成29年度私立大学関係政府予算概算要求の満額実現、学校法人関係税制の一層の改善
一、私立大学における教育及び学術研究の質の画期的充実の推進
一、安全・安心な教育研究環境の実現並びに熊本自身・東日本大震災の復興、被災学生のための支援の継続・拡充
一、高等教育施策の構造的大転換(パラダイムシフト)の実現