新潟リハビリテーション大学
 
私も8/4サマースクールを楽しみました

私も8/4サマースクールを楽しみました

P1010426

今日84日は、今年度初の試みである“高校生向けサマースクール”を開催しました。参加者には50分の講義2コマと、その後1時間ほどの作業に取り組んでもらいました。

 まずは、リハビリテーション心理学専攻教員による講義“折れない心の作り方”。講義の中ででてきた8匹の“ユガミン”というキャラクター。“シロクロン”“ベッキー”“フィルタン”“ラベラー”…など。ワークシートを使って自分自身には、どのユガミン(認知の歪み、偏りの象徴)が棲息しているのかを考えながら、彼らとうまく共存する・あるいは退治することで、過去のいやな体験の不快度を減少させていく方法を学びました。参加者のほとんどが、講義開始前に比べて講義終了時の心の状態が改善されたという、すごい効果がみられました。

 2番目の講義は、私が工夫を凝らして構成を考えた“きのこの山VSたけのこの里に学ぶおいしさの科学”です。このため、昨日、急遽、クリープメーターという機械を使って、きのこの山とたけのこの里の物性を検査したデータも盛り込みました。どちらがおいしいか…の結果は、参加してくれた人たちだけへのヒミツです。気がつけば、高校生以外にも、いつのまにか、大勢の教職員が、この講義に参加していました。

 最後に場所を変えて、作業療法実習室で“革細工のコースター”と“押し花のしおり”を作りました(写真)。いずれも、作業療法の一環として行われるものだそうです。私も“革細工のコースター”に初挑戦してみました。〇か□の厚い皮を選んで、そこに型押しで模様をつけていき、色を塗って仕上げるという作業です。どの作品も参加者の個性あふれる素晴らしいものに仕上がりました。私が作ったコースターは、実用品とはかけ離れたものになってしまい、“絵本の挿絵のようだ”、“ファンタジーの世界だ”などと、お褒めの言葉??をいただきました。本来のコースターの用途ではなく、飾り?として学長室に置いてみたら、案外いい感じに収まりました。このまま、このコースターは、この場所に居座り続けることになりそうです。