小学校や中学校で知り合った友人より、高校そして大学で知り合った友人の方がその後の人生でよく付き合うようになる、といったようなことを良く聞きます。私自身のことを考えてみても、確かにそうだな…と思います。
大学では、勉学に励むだけでなく、気の合う友人を見つけることも大事なことだといえるでしょう。大学時代の思い出、みんなと一緒に騒いで楽しかったこと、だけでなく、試験や実習などで大変な時にお互いに支え合って乗り切ったというような体験は、何年経っても印象的です。時間が経っても、場所が離れても、心は離れないのです。卒後、しばらく会っていなかった友人で、しばらくぶりで会った場合でも、すんなりと学生時代のような関係に戻れるのです！そして、もしかしたら、人生におけるピンチがやってきた時にも、助けてくれる大事な存在になるかもしれません。
もちろん社会に出てからも、友人を作るチャンスはあります。しかし、大学時代の友人とは、ちょっと違います。仕事上の人間関係は、いろいろな損得勘定等が働いてしまうこともあるからでしょうか。そのような打算的な感情や金銭問題等が少しでも絡んでくると、学生時代のような友情を築こうと思っても支障が出てくるでしょう。また、社会人になってしまうと、お互いに会社や肩書きといったものを背負ってしまいますから、フランクな関係を作るのはなかなか難しいのかもしれません。
一方、大学時代の友人は、社会に出てからも、お互いに仕事や家庭等の近況を報告し合うことで、精神的な支えにもなってくれます。
７月最後の日曜日となった昨日、私は大学時代の同級生と軽井沢で女子会をしてきました。写真はみんなで一緒にランチを食べたレストランです。暖炉の火で大きな肉の塊をあぶって焼き上げる豪快な肉料理を堪能してきました。いい年のおばさんの集まりですが、当時のままの「ちゃん付けの名前」で呼び合って、お互いの元気な状況を確認し合いました。同級生はいいものです。これからの仕事を頑張る力を与えてくれます。