文部科学省では、令和元年度より、学修者本位の教育への転換を目指す取組の一環として、学修の主体である学生目線からの大学教育や学びの実態を把握し、大学の教育改善や国の政策立案など、大学・国の双方において様々な用途に活用することを目的として、「全国学生調査(試行実施)」を実施してきました。
令和7年度から本格実施となるにあたって、このたび、試行実施最終年度となった令和6年度の結果報告が文部科学省のホームページ上でありました。そして、令和6年度の結果から、ポジティブリストが公表されるようになりました。ポジティブリストとは、学生に高い評価を受けた上位校一覧になります。
本学は、「医学、歯学、薬学、保健」の分野でランク付けされ、以下の通り、なんと全国1位が3項目、ほか上位に多数ランクインしました。
- 1位: Q14 将来の仕事につながるような知識・スキル・態度・価値観
- 1位: Q17 人に分かりやすく話す力
- 1位: Q27 大学の学びによって成長を実感している
- 2位: Q15 文献・資料を収集・分析する力
- 2位: Q22 幅広い知識、ものの見方
- 3位: Q24 卒業時までに身に付けるべき知識や能力を意識して学修している
- 6位: Q8 質疑応答など、教員等との意見交換の機会がある
- 7位: Q25 授業アンケート等の学生の意見を通じて大学教育が良くなっている
- 10位: Q6 課題等の提出物に適切なコメントが付されて返却される
- 10位: Q20 問題を見つけて解決方法を考える力
- 12位: Q21 他者と協働する力
- 17位: Q26 教職員が熱心に教育に取り組んでいる
- 19位: Q16 論理的に文章を書く力
なお、文部科学省ホームページ掲載のポジティブリストは、下記リンク先よりご確認いただけます。https://www.mext.go.jp/content/20250930-koutou02-000001987_2.pdf
本学の教育の質の高さを、学生目線で証明できる貴重なデータになります。
今後も「学修者本位の教育」を念頭において、よりよい教育を提供していきたいと思います。