本学の履修証明プログラム第2期の閉講式を1月31日に執り行いました(大雪の影響で当初の予定より1週間延びてしまいました)。
受講生4名の社会人の方々は、およそ10カ月間のプログラムを、最後まで脱落することなく履修を続けられ、無事に修了の日を迎えることができました。心よりお祝いを申し上げ、敬意を表します。
履修証明プログラムは、その学修成果を、職業キャリアの形成などに活かすことを目的として、社会人等の方々を対象として、大学等が開設する学修プログラムのことをいいます。学校教育法に則ったプログラムの修了者に対しては、法に基づく履修証明書を交付することができますので、閉講式にて、皆様にお渡しいたしました。今回からは紙の証明書だけでなく電子証明書も発行しております。
本学では、かねてより、専門職の方々や地域住民の皆様に大学教育を開放し、教養やスキルの向上、健康の増進、生きがいの創出などに貢献してまいりました。それに加え、昨年度からは、国の基準を満たす60時間の「履修証明プログラム」を開設し、今年度は「からだとこころの仕組みと生活」そして「介護・リハビリテーション技術」の2つのテーマのもと、学内教員がオムニバス形式で授業を実施してきました。受講生の皆様には年間を通じて大学の授業を受講していただくことで、系統だった知識や技術等を習得するとともに、自らを高めていく力をつけていただけたと思います。
人生100年時代と言われています。何歳になっても、学ぶ意欲や知的好奇心を持ち続けることは大切です。この成果は、ぜひこれからの人生の中にも活かしていただいて、より豊かな人生となる一助となることができましたら幸いです。
今後も、本学の教職員一同で、皆様をバックアップしていきたいと思いますので、何かございましたら、引き続き本学を頼りにしていただけましたら幸いです。そして、このプログラムを通じて得た学びはもちろん、一緒に学んだ年齢も背景も異なる方々との縁も大切にしてください。修了生の皆様、このたびは、誠におめでとうございました。
本学の履修証明プログラムは来年度も開講いたします。無料の体験授業受講の希望も受け付けています。興味のある方は本学担当者まで是非お問い合わせください。