本学の学生たちはようやく定期試験が終わり、昨日11日からお盆休みに入りました。その休みを返上して、数名の学生たちが自主的に、11日から継続して、あるいは交代しながら、このたびの豪雨被災地のボランティアに入ってくれています。災害ボランティアとして、お手伝いできることには、さまざまな内容があります。泥だしや被災家屋の片付け以外、本学学生の特性(医療福祉やリハビリテーションに関する知識があり、高齢者や障がいのある方への対応も心得ている等)を活かして活動できる内容もあります。
本学の学生たちは、荒川支所・荒川公民館をベースに、支援物資の受払や避難所支援(食事配食、高齢者の世話)などを行ってくれています。
男子学生は、物資の搬入仕分け等の仕事で、屋外で行っているとのこと。昨日も参加した学生は、暑さが一番きついとのことでした。学部長が様子を見にいってくれ、休憩と水分補給を十分に行うよう伝えてきたとのことでした。汗でビッショリになるので、着替えも複数回必要とのことでした。今後も参加する学生は体調を十分に整えて臨んでほしいと思います。
女子学生は、避難所で高齢者の方のお世話や話し相手を中心に行っているとのこと。高齢者の方と接するに際しては、いつも以上に十分な感染対策を行うよう、自身の行動管理含めて、気を付けてくださいね。
なお、学部長からの報告によると、荒川公民館には30名ほど、荒川中学校には40名ほどまだ避難されている方がいらっしゃるとのことでした。また、ニュース等で報道されている神林の小岩内、川辺地区は、家の荷物の運び出しや片付けなどに追われていて大変な状況が続いているようです。少しでも早く日常生活を取り戻していただきたいですね。
本学の教育理念は「人の心の杖であれ」です。ボランティア活動等を通じて、被災者たちの心を支えてくれている学生たちがいることを、うれしく思います!