新潟リハビリテーション大学
 
この度の豪雨に対するお見舞いの御礼

この度の豪雨に対するお見舞いの御礼

令和4年8月3日から4日にかけて、本地域を襲った豪雨に対し、各方面からのご心配や温かい励ましのお言葉に対しまして、教職員を代表し、心から感謝申し上げます。

幸いなことに、本学の施設には浸水等の被害もなく、学生・教職員も安全が確保されています。しかし、現在も一部地域には避難指示が継続中であり、甚大な被害が及ぼされた地域もあります。また、豪雨被害は本県に限らず、全国の広い範囲にわたって拡大しています。

被災されたすべての方々に心からのお見舞いを申し上げます。

本学関係者の自宅浸水等の状況の把握もほぼ終わり、学生・教職員あわせて4名ほどが浸水被害に遭っていることが判明いたしました。なお、学生アパートのある本学近隣の一帯については、浸水被害は確認されておりません。そのほか、断水や停電、自宅生等で(家族とともに)一時避難を経験した学生も数名程度いましたが、現在は避難所からは帰宅しています。

本日8月5日も、安全確保を第一とし、休校といたしましたが、ライブ配信授業のみは開講して、受講学生には自宅から参加していただいています。

本学では、村上市と連携した「防災教育」を強化しており、昨年度から1年生の必修科目に取り入れています。大学としては、めずらしい取り組みと思っています。今年度の第1回目の授業は、ちょうど豪雨の前日の8月2日に実施したところでありました。

(大学ブログ参照  https://nur.ac.jp/blog/campaslife/3931/)。

不慣れな1年生も、本授業を受けていたおかげで防災意識が高まり、この度の豪雨にも、少しは冷静に対応できたのではないでしょうか?また、市から配給していただいた、「レスキューライスや村上市の保存水」も、今回の豪雨に際し、役立った学生もいたことでしょう。次回の授業は8月9日を予定しています。

本地域は3年前の6月に、山形県沖地震を経験していますが、その際も、本学の施設はまったく被害なく、棚から物が落ちるというようなこともなく(書類が乱雑に積み重ねてある学長室もまったく無事)、学生や教職員もケガ等もなく全員無事でした。夜遅い時間帯での発生でしたが、夜を徹して安否確認等や必要な支援を行っていました。学生たちも避難所でボランティアをして活躍してくれました。実は、その時も、ちょうど前日に、災害時の対応マニュアルを全員で確認していた、という経緯がありました。

明日のオープンキャンパスは通常通りに実施いたします。本学施設は地盤の良い高台にあり、浸水被害が起こりにくい立地条件となっていますが、遠方から参加される方は、道中、お気をつけてお越しください。