新潟リハビリテーション大学
 
履修証明プログラム第1期修了式

履修証明プログラム第1期修了式

履修証明プログラム第1期修了式を執り行いました。

令和3年4月からスタートした履修証明プログラム「からだとこころの仕組みと生活」「介護・リハビリテーション概論」全60時間の第1期履修生が、定められた全ての課程を修了しましたので、本学で修了式を執り行いました。

【日時】令和4年1月31日(月)

【会場】新潟リハビリテーション大学 E棟2階 サロン教室

なお、修了生は、性別では男性2名、女性4名、年齢別では20代、30代、40代、60代各1名、70代2名、居住地別では村上市内5名、関川村1名でした。

以下に、学長による「お祝いの言葉」を掲載いたします。

 

本学の履修証明プログラムの記念すべき第1期6名の皆様、本日は修了、まことにおめでとうございます。皆様は、コロナ禍の大変な時期にはじまったプログラムを、およそ10カ月間、最後まで脱落することなく履修を続けられ、第1期生として無事に修了の日を迎えることができました。本学の教職員一同、心よりお祝いと感謝を申し上げ、敬意を表します。

履修証明プログラムは、その学修成果を、職業キャリアの形成などに活かすことを目的として、社会人等の方々を対象として、大学等が開設する学修プログラムのことをいいます。学校教育法に則ったプログラムの修了者に対しては、法に基づく履修証明書を交付することができますので、本日、皆様にお渡しいたしました。キャリアアップや再就職を目指す方々には、大学の学位に比べて、より短期間に修得することが可能な教育システムであり、修了事項は履歴書などへの記載も可能となっています。

本学では、かねてより、専門職の方々や地域住民の皆様に大学教育を開放し、教養やスキルの向上、健康の増進、生きがいの創出などに貢献してまいりました。それに加え、このたび、「からだとこころの仕組みと生活」そして「介護・リハビリテーション概論」の2つのテーマのもと、国の基準を満たす60時間の「履修証明プログラム」を開設しました。皆様には年間を通じて大学の授業を受講していただくことで、体系的な知識・技術等を習得するとともに、自らを高めていく力をつけていただけたと思います。

人生100年時代と言われています。何歳になっても、学ぶ意欲や知的好奇心を持ち続けることは大切です。この成果は、ぜひこれからの人生の中にも活かしていただいて、より豊かな人生となる一助となることができましたら幸いです。そして、このプログラムの学びを通じて、コロナ禍で停滞している今の社会に、活力を与える源としてもご活用いただけるものと確信しております。

皆様の中には、他にお仕事をお持ちの方もいらっしゃって、時間のやりくりや予習復習等、大変ご苦労も多かったとお察しいたします。それゆえに、修了の喜びや達成感はひとしお、だと思います。

最後になりましたが、本学で学ばれたことをもとに、それぞれのお立場で、今後とも一層、地域の活性化のためにご貢献いただき、また自身やご家族の豊かな人生に繋げていただけましたら幸いです。今後も、本学の教職員一同で、皆様をバックアップしていきたいと思いますので、何かございましたら、引き続き本学を頼りにしていただけましたら幸いです。そして、このプログラムを通じて得た学びはもちろん、一緒に学んだ年齢も背景も異なる方々との縁も大切にしてください。

このたびは、誠におめでとうございました。

令和4年1月31日 新潟リハビリテーション大学学長 山村千絵