新潟リハビリテーション大学
 
学生がボランティア表彰(国立青少年教育振興機構より)されました

学生がボランティア表彰(国立青少年教育振興機構より)されました

医療学部理学療法学専攻4年 遠藤沙弥さん(写真中央)が、「令和2年度国立青少年教育振興機構法人ボランティア表彰」を受賞され、3月12日、卒業式が終わった直後に、学内にて表彰式を行いました。

遠藤さんは、国立妙高青少年自然の家(新潟県)において継続的にボランティア活動を行い、その活動が他の模範として高く評価され、今回の表彰に至りました。

法人ボランティアとは、独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「ボランティア養成事業」に参加し、知識や技術を学んで登録し、全国各地にある国立青少年教育施設で活動することができる制度です。

本学のある村上市とボランティア先の妙高市は、南北に長い新潟県の端と端で170km以上も離れており、この長距離を、毎回時間をかけて車で通っていたとのこと。それだけでも並大抵のことではありません。

表彰式に際し、国立妙高青少年自然の家所長の星野浩一様(写真右から2人目)と国立妙高青少年自然の家企画指導専門職の宇佐美崇様(写真右端)が来学され、本学からは学長と高橋学部長(写真左端)が立ち会いのもと、星野所長から遠藤さんに表彰状が授与されました。

遠藤さんは、大学2年生の時からボランティアとしての活動を始めています。長期キャンプ「MYOKOチャレンジ」の班付スタッフや、小学生全学年対象の「はね馬キャンプin妙高」の運営スタッフとして活動し、活動日数は延べ50日以上にもなったとのことです。また、東京で開催された中央の会合に出席したり、日独学生青年リーダー交流事業に参加して、海外の学生とも交流を深めたりしたとのことです。活動中は、誰にでも積極的に話しかけ、明るい言動で子供たちを楽しませてくれたとのこと。また、豊富な経験をいかし、企画段階から中心となって準備を進めるだけでなく、後輩からの相談に対して丁寧に耳を傾け助言するなど、後進の育成にも努めてくれたとのことです。

本学での学びに加え、ボランティア活動で経験されたことは、きっと遠藤さんを、心身ともに大きく成長させてくれたことと思います。ご指導いただきました国立妙高青少年自然の家の関係者の方々には、深く御礼を申し上げます。

学生がこのような表彰を受けるのは今回が初めてのことで、本学にとっても大変名誉なことであります。遠藤さんが、勉学に励みながら、多くの時間を費やしてボランティア活動にいそしんできたことは、他の学生の模範となるすばらしいもので、卒業式でも学長賞を授与して表彰させていただきました。

本学の教育理念である「人の心の杖であれ」を具現化し、社会のため,人のために尽くしてこられた遠藤さんには、今後も、この経験を活かし、ご活躍されることを期待しております。

そして、本学としましても、今はコロナ禍で大変ではありますが、ボランティアと勉学を両立しながら学生が有意義に活動できるように、支援を行っていきたいと思います。