10月10日、台風14号の進路が当初の予測より南にそれ、今週中ごろに出されていた天気予報が週末(今日)にかけて、日に日に良くなっていきました。今日は傘の出番もなく、気温もちょうどよく(コロナ対策の換気も行いやすく)、当地はオープンキャンパス日和となりました。今回も対面形式とウェブ形式を併用しての開催となりました。
とはいうものの、対面の場合、感染防止対策の気を緩めることはできません。参加者の人数を絞り、各地からの無料送迎バスや昼食提供も中止とし、短い時間の中で、限られた体験しか提供することができません。
それでも、県外から自家用車を利用して保護者と一緒に参加していただいた高校生親子も数組いらっしゃいました。遠方の方も近くの方も、今年のオープンキャンパスは制限が多く、うまく本学を伝えきれていないところもあるでしょう。しかし、本学に興味を持っていただき、また、実際に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。また、本学の学生スタッフ、教職員の皆様もお疲れ様でした。
各専攻とも工夫を凝らして密にならないように行いました。写真は、理学療法学専攻が体育館で説明している様子です。他学では、体育館に机と椅子を並べ、学生の定期試験を体育館で実施しているところもあるようです。通常の体制に戻れるよう、コロナの早い終息を願うばかりです。
ところで、今年度は、全国規模の学会や会議、展示会等の多くがウェブ形式に切り替わりました。地方にある大学にとっては、会場に行くまでの時間や交通費の節約となっています。対面で直接、議論することができないなどのデメリットもありますが、「ウェブもあり」という、コロナ以前では考えられなかった会議の在り方が広まっており、大きな変革が成し遂げられた年だと感じています。