新潟リハビリテーション大学
 
地域とともに

地域とともに

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先週は、地域の皆さんと交流する機会がたくさんありました。

18日(木)は、第6回村上市総合計画審議会が、いつもの討議形式とは異なるワークショップ形式で、いつもの本庁舎から離れて神林支所で開催されました。翌19日(金)は、岩船地区区長会新年研修会があり、村上市長による「今後の村上市政運営について」と題した講演があり、大学周囲の地区の区長さんや地域の団体の代表者ら70名余りが集まる盛大な研修会が開催されました。両日の会とも懇親会付きで、夜遅くまで地域の話題で盛り上がりました。

写真は18日のワークショップの模様で、私の班のファシリテーター(議論の調整・進行役)が発表しているところです。ワークショップは、審議会委員が「総務・文教部会」「市民・厚生部会」「経済・建設部会」の3班に分かれ、各班に1人ずつのファシリテーターがつく形で進められました。私は「市民・厚生部会」の班で、2人の市役所職員が傍聴する中、6人の委員が思いつくままの意見を付箋紙に書いて大きな紙に順次貼り付けていくという作業を行いました。

ワークショップの第1ラウンドの課題は、「1,村上市の魅力とは→魅力を更に高めるための方策」、「2,村上市の課題とは→課題の解決や改善につなげるための方策」で、我が部会では、「子育て」「環境」「医療」「その他」の観点から意見を出してまとめていきました。私以外の委員の方々は、地元に長く住んでいらっしゃる方たちばかりで、皆、サクサクと意見を提出されていましたが、まだ村上をよく知らない私にとっては、なかなか有意義な意見を提出することができませんでした。次の第2ラウンドの課題は、基本目標づくり(どんなまちにしたいか)でした。我が班では「おおごっつお(大そうな御馳走の意で、食物以外のものも含むらしい)」という方言を使った表現が、すべての意見を集約・代表するものとして採択されました。班ごとの話し合いの後は班の代表者からの発表があり、情報共有がなされました。議論は、場所を変えて行われた懇親会まで続きました。

さて、日曜日の夜6時半より、某民放のテレビ局で「イチから住~前略、移住しました」という番組が放映されています。この番組は、縁もゆかりもない地方都市にタレントが3ヵ月間移住体験するという企画のもと、まずは空き家を探し、その土地ならではの仕事に就き、地域を愛する新たな友と出会う…、画面を通して、地方移住の魅力を、視聴者も追体験する ドキュメンタリーバラエティです(同番組ホームページより)。そして、1月7日より、村上市に新たに俳優・尾上寛之さんが移住し、尾上さんの村上市での生活の様子が1月24日より毎週放映されています。今日は、尾上さんが塩引き鮭を井戸水で洗う作業を体験している様子が放映されていました。来週は「鮭料理を学ぶ」の回のようです。村上の人情あふれるまちでの暮らしぶりが、画面を通してリアルに伝わってきます。