5月も末日となり、この頃は随分と日が長くなりました。夕日を眺めることができるチャンスも増えてきました。日本海に沈む美しい夕日は、当地の自慢の一つです。
先週金曜日は、今年度本学に入職した3名の教職員の歓迎会が、海沿いに建つ温泉旅館の広間でありました。会場に着いた頃は、まさしく夕日が沈もうとしている時間帯でした。あっという間に沈んでしまうのを追いかけようと、急いでカメラを取り出したものの、窓越しに撮った風景には、蛍光灯の光が映り込むわ、夕日は遠くて小さいやら、失敗作でした。本当は、素晴らしい眺めなのです! 季節によって夕日が沈む位置は変わるのですが、今は北よりの粟島方面に沈むように見えます。
次は音の風景。帰路で利用しているJR坂町駅では、ホームで電車を待っている間、毎日必ず、キジの雄の元気の良い「ケーン、ケーン」という鳴き声が聞こえてきます。姿は見えないのですが、きっとそう遠くないところにいるのでしょう。今はちょうど繁殖期に当たるということですが、そのせいか、声の力強さは相当のものです。キジは日本の国鳥であり、村上市の推奨する鳥でもあります。
最後にもうひとつ。随分前から宵の空を見上げると、西の方向に宵の明星が輝いています。毎日微妙に位置は変わっているようですが、しばらくの間は、ほぼ同じ方向で楽しめるようです。他の星と違って非常に明るいのでたやすく見つかり、一度見ると毎日くせになって空を見上げてしまいます。