令和2年度入学式を挙行しました

新型コロナウイルスとの戦いは長期戦になると言われています。感染のピークについても、いくつかの波に分かれてやってくることも予想されています。

幸いなことに本学がある村上市には感染者がまだいませんが、今後、他地域より遅れて感染が発生する場合があることも考えられます。日々変わる状況において、都度、さまざまなことを想定しながら、より良いと思われる大学運営の方針を模索しています。

本学としては、本地域の状況が落ち着いている今のうちに、やれるだけのことを細心の注意を払いつつ行っていくという方針について、昨日4月6日の、本学「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」でも再確認しました。小規模大学であり、出身地も近隣地域の学生が多い、ということからも、むしろ大学で管理できる範囲に学生を置いて、しっかり指導していきたいと思っています。もちろん、命があってこそ、命・健康が第一という考えが大前提にあることは変わりありません。命・健康を最優先にしつつ、今、学生にとってどうしてあげることが良いのか、連日、議論を続けています。

一方、東京や周辺部で感染が拡大しています。本学としても、ワンステップ進んだ、より厳密な対策をとらなければならないという共通認識のもと、新たな感染対策を、日々追加し続けています。その意味では、新たな対策の実行が優先で、ホームページでの情報更新の方が間に合っていない場合もあります。

そして、本日、4月7日、無事に令和2年度入学式を挙行できましたことを報告いたします。関係する皆さまにおかれましては、今後ともご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症対策に追われる日々

ずいぶん長い間、本ブログを更新しないでおりました。その間、活動が停滞していたとかテレワークだったとかではなく、更新する余裕がなかったというのが正直な理由です。

新型コロナウイルス感染症が日を追うごとに猛威を振るっています。本学地域にはまだ及んでいないものの、「学生・教職員がいかに安全に大学で過ごすことができるか」について、連日、関係部署と協議を重ねています。しかし、せっかく決めたことも、また次の日には事情が変わってしまい再検討しなければならない、という、エンドレスループに陥っています。変更するたびに、複数の関係者への連絡調整や手続きが発生します。感染症の終息が見えない中、この作業はいつまでも続くのです。そして、今は、年度替わりの業務多忙の時期であるうえ、本学は今年度が外部認証評価を受審する年度にも当たっているため、それら書類の準備も滞らせるわけにはいきません。今、大学運営に関係する我々にとっては、相当の負荷がかかっています。

感染防御の安全策を講じたうえで、本学は3月末から、学生の登校禁止を解除し、すでに在学生オリエンネーション及び新入生オリエンテーションは、分散登校させたうえで実施して、いつもの年度より簡略に済ませました。オリエンテーションにおいて、学生にも感染防御の方策について指導を行いました。そして、2年生以上は4月6日から講義が始まり、新入生は4月7日に、規模を縮小した入学式を実施します。

本学は感染未確認地域(村上市)に立地しているほか、小さい大学で入学者も近隣地域からの者がほとんどであり学生の管理をしやすい状態にあることなどが、他の大学より、早期の授業開始に繋がっている理由の一つと思います。また保健医療系大学であるため、医学的知識を持つ教員が多く在籍しています。クリニックも併設しており、万一、体調不良の者が学内で発生した場合に隔離できる部屋も用意しています。

とはいうものの、気を抜いてはいられません。本学が授業を開始するにあたって行う感染防御対策をまとめて、昨日4月3日に、本学ホームページに情報更新して掲載いたしました。https://nur.ac.jp/news/8789/

皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

令和元年度卒業証書・学位記授与式を挙行いたしました(3/12)

新潟県内でも、新型コロナウイルス感染症が拡がりつつありますが、幸いなことに本学のある県北地域では、まだ感染者や濃厚接触者も報告されておりません。

どうしても卒業式を開催したいという全教職員の強い思いのもと、本学は2月下旬より、感染対策をいっそう強化し、また卒業式開催のあり方に協議を重ね、その日を迎えることができました。そして、先ほど無事に終了いたしました。

規模を縮小し卒業生と教職員のみ、時間を大幅に短縮、学内の大講義室で窓を開放して、全員マスクを着用して、座席の間隔を空けて、など万全の対策をとって行いました。テレビ等の取材にも来ていただきました。写真の通り、手作り感あふれる温かい式を行うことができました。

卒業生、修了生の皆さん、卒業、修了、本当におめでとうございます。

そして、本日出席をお控えいただいた、ご家族や関係者の方々にも、心よりお慶びを申し上げるとともに、これまで、本学に賜りましたご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。

学生の皆さんが本学の学部や大学院で学び過ごした最後の大切な時間を、このように共有することができたことに感謝いたします。

明日国家試験を受ける学生たちへ

明日2月23日は、理学療法士及び作業療法士の国家試験が施行されます。本学の受験生たちは、今朝、受験地である東京に向けて出発しました。そして、夕方、全員無事に宿舎に入ったとの連絡を受けました。

国家試験を受験する皆さんに、偉人たちの名言を贈ります。

物事を成し遂げさせるのは希望と自信です。

They’re a request and a confidence to make them accomplish a matter.  ヘレン・ケラー

できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。

He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law.  パブロ・ピカソ

活力と粘り強さがすべてを克服する。

Energy and persistence conquer all things.  ベンジャミン・フランクリン

君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある。  ヘルマン・ヘッセ

 

自信をもって試験に臨んでください!

2019年度学長賞受賞学生を決定しました

学長賞とは、学生表彰規程に基づいて、本学の学生及び団体に授与する表彰です。本賞は、私が学長に就任した初年度の2015年度から運用しています。表彰対象者は、学術研究活動や課外活動などにおいて特に顕著な成績を挙げたと認められる者、社会活動において社会的に高い評価を受けたと認められる者 、などです。

今年度は、3名を選出させていただきました。
表彰学生(表彰対象となる業績)は、以下の通りです。
1、 医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻2年 Wさん(第58回全日本学生なぎなた選手権 2019.8.11 埼玉県 公開競技個人の部3位)

2、 医療学部リハビリテーション学科リハビリテーション心理学専攻4年 Tさん(第14回JSCA信越マスターズスイミングフェスティバル2019.12.1 長岡市 25m バタフライ1位、25m 自由形2位、50m 平泳ぎ3位、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツリーダー資格取得)

3、 医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻4年 Oさん(三輪書店2019年度第24回全国統一模試(理学療法士国家試験受験対策) 2020.1.10 受験者数9298名中1位)

いずれの学生も、それぞれの分野において、表彰に値する輝かしい成績を残してくれました。しかも、Wさん、Tさんは昨年度に引き続き2度目の受賞であり、かつ昨年度より成績が向上しています。4年生のTさんとOさんは、卒業式において、2年生のWさんは、4月の学生会総会において、表彰状と記念品を授与させていただきます。おめでとうございます。今後もさらなる活躍を期待しています。

そして、今週末の15日(土)は言語聴覚士国家試験があります。本学から受験する学生たちは、明日14日(金)の朝、東京の受験地に向けて、チャーターしたバスで出発します。全員合格を願っています!

本学では国家試験受験を控えている学生が大勢いることもあり、私は最近、学内外でマスクを着用しています。新型コロナウイルス肺炎は、無症状でも感染していることがあるとのことから、無意識のうちに、学内にウイルスを拡散させないように…と思って着用しています。(毎日、長距離、満員電車で通勤しているため、用心です。) お見苦しい姿と思いますが、ご容赦を。

令和元年度大学院修士論文公開発表審査会を開催しました

2月7日(金)に、令和元年度大学院修士論文公開発表審査会を開催いたしました。この日の少し前から、鉛色の空が広がるようになり、外は少しだけ新潟の冬らしく、ほんのうっすらと雪が積もりました。ピーンと張りつめた、いつもの審査会らしい空気に包まれました。

発表審査会は、3月に修了予定の大学院2年生もしくは3年生(長期履修生)がスライドを用いて20分間発表し、その後に会場の教員たちから質疑応答を受けるというスタイルです。村上校の院生のほかに、東京サテライトキャンパスで学んでいる院生たちにも、村上で発表して審査を受けるよう課しています。今年度の発表院生の数はサテライト院生6名、村上院生2名の合計8名でした。午前中から開始し、1時間のお昼休みを挟んで午後までという長丁場でした。

そして、今年は発表年次の院生のみならず、1年生や留学生たちも積極的に参加してくれ、また、先生方も例年に増して大勢の参加があったため、会場の教室の席はぎっしりと隙間なく埋まり、補助いすも並べて対応するほどでした。質疑応答も活発に行われ、どの演題も予定時間の10分では足りないほどでした。発表者たちには、多くの有意義なアドバイスとなったことと思います。

発表審査会は終わり、現在、研究科長でもある私が審査結果を集計しているところです。そして、院生たちには、このあと、副査による最終試験が控えています。大学院修了まであと一息です。大学院の修了式は、学部の卒業式と同日の3月12日(木)10:30~ 村上市民ふれあいセンターで行われます。

メディケアフーズ展

1月29日(水)に、東京ビッグサイト青海展示棟において開催された第12回メディケアフーズ展に参加し、介護食その他、本領域の最新の動向について調査するとともに、関連セミナーに出席して、周辺の情報を学んできました。青海展示棟は東京オリンピックに備えた仮設の展示棟です。

私は現在、高齢者向け食品について、食品の物性や、実際に食べたときのおいしさ等の観点を重視して研究を進めています。また、完成された食事という形態ではなく、食品素材に着目しています。ひとつのメニューとして完成されたものにすると、味やにおい、見た目等が似たようなものになり、かつ市販品とした場合の価格も高くなりがちですが、素材という形態であれば、現場での再加工の仕方により、メニューのバリエーションが増え、飽きもきにくいと考えています。

このような展示会には、毎年参加し、介護食がどのように進化しているかをチェックしています。そして、展示を見るだけではなく、試食をしてはじめて、それら製品についてよく知ることができるところではありますが、今回ばかりは、新型肺炎が気になってしまい、展示品をひとつも試食せずに帰ってきました。もちろん、会場入り口には消毒剤が置いてあったり、その他衛生対策もきちんとなされていたりしましたが、来場者数の多い会場なので、万一のことを考え、やめました。試食を準備され、声をかけてくださる業者の方々には、たいへん申し訳なく思いましたし、ちょっと残念でもありました。来場者のマスク着用率は高く、私も終始マスクを着用していました。

セミナーは事前に申し込んでいた、「食べること生きること~最期まで食べられる連携と街づくり~」を聴講しました。新宿食支援研究会代表の歯科医師(ふれあい歯科ごとう代表)五島朋幸先生の講演でした。同研究会では、地域という単位で意識改革をし、職種の垣根を越え「何らかの食や栄養の異常を見つける人」、「適切な支援者につなぐ人」、そして「結果を出す人(支援者)」を地域で無限に作りだすことを目標に活動しているとのことで、その活動の実例報告がありました。時折ユーモアを交えたテンポの良い講演で、楽しく拝聴させていただきました。また、演者の五島先生の熱意がひしひしと伝わってきました。本学地域においても、そのような事業を今後、展開していくことができたらいいなあ…と思います。

(2020年度入学生より)学部カリキュラムの改正について

理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の養成カリキュラムが約20年ぶりに改正され、2020年4月の入学生から適用されます。

1966年に制定された国の「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」(指定規則)は、数年~十数年ごとに改正されてきましたが、直近の大きな改正は1999年に行われて以来、ありませんでした。前回1999年の改正時に比べ、介護保険制度の施行(2000年)や地域包括ケアシステムの推進など、本領域は大きく変化し、PT・OTの活躍の場も、大きな広がりをみせています。そのため、今回は、時代のニーズに応える質の高い専門職を養成するために、必要不可欠な内容となるように見直しを行ったとのことです。本学も新しい指定規則に則った新カリキュラムを構築し、文部科学省に提出済みです。

今回の見直しの大きなポイントは「総単位数」「臨床実習のあり方」「専任教員の要件」です。

1,「総単位数」:8単位増、「画像評価」「多職種連携」などが必修化
総単位数はPT・OTともに8単位増の「101単位以上」となり、職場管理や職業倫理などを学ぶ「理学療法管理学・作業療法管理学」が新設されます。また、「画像評価」「多職種連携」「予防」などが学ぶべき事項として明記されました。 臨床実習の単位数についてはPTでは2単位増の20単位、OTでは4単位増の22単位となります。しかし、臨床実習の単位数が増加した一方で、臨床実習の1単位の時間数については「40時間以上、ただし実習時間以外に行う学修等がある場合には、その時間も含め45時間以内」と上限が新たに設けられ、臨床実習時の学生へのレポート等課題の過重負担への対策がとられることになりました。

 2,「臨床実習のあり方」:患者担当型から診療参加型へ
臨床実習は見学実習、評価実習、総合実習で構成されます。このうち評価実習と総合実習については「診療参加型臨床実習が望ましい」との記述がガイドラインとして追加されました。「患者担当型」は、学生が一人の患者さんを担当し、評価項目や介入プログラムを自ら考え、レポートを提出し,その内容を指導者が評価する方法で、学生の実習時間外の負担が大きいとの問題が指摘されていました。 「診療参加型」は、実習指導者の監督・指導の下で学生が診療チームの一員として加わる方法で、評価や介入の方法を学生ではなく現場の専門職が考えますので、学生の負担は軽減されます。 また、実習を行う場所については、現行の3分の2以上を「病院または診療所」で行うという条件が緩和され、3分の2以上を「医療提供施設(介護老人保健施設なども含む)」で行うことになります。さらに「訪問または通所リハビリテーションに関する実習を1単位以上行うこと」との規定が追加されました。臨床実習指導者の要件については「5年以上の経験」に加え厚労省が指定した講習会の受講が必須となります。

3,「専任教員の要件」

PT・OTとしての5年以上の業務経験に加え、厚労省が指定した専任教員養成講習会の修了が必要となります。

なお、この新カリキュラム適用から、5年をめどに再び見直すとのことです。今後、急速に高齢化が進行し、また、AI技術が進むにつれ、私たちを取り巻く社会は大きく変化すると予測されています。未来を見据え、新しい社会でも活躍できる専門職を養成するために必要な教育を、継続して考えていくことが大切です。

大学入試センター試験、そして入試シーズン本格化

令和2年を迎え、早くも半月が経ちました。今週末の18,19日は、現行の仕様が最後となる大学入学者選抜大学入試センター試験(略称:大学入試センター試験)が実施されます。

例年、当地における同試験の日は、降雪・積雪や強風など悪天候に見舞われることが多いのですが、現時点での天気予報は、晴れ曇りです(今冬の当地は、今まで経験したことがないくらいの暖冬で、しかも雪を見ていないのです…)。雪国の受験生(及び当日に監督等として対応に当たる教職員)にとっては、悪天候による交通機関の乱れや遅刻の心配等が少し減るという意味では、天気が味方についてくれているようです。

令和3年1月からは新しい共通テスト「大学入学共通テスト」に移行されます。とはいっても、大きく模様替えされる予定だった部分は、突然の中止通達により、大きな混乱が生じています。来年度受験される皆さんはもちろん、準備にあたる大学も振り回されました。変更、変更、変更の都度、「いついつまでに○○についての大学の見解を出してほしい」という要請が幾度となくありました。

来年の入試はどうなるのだろう…という不安は、多くの受験生(来年度以降の受験生のみならず、今年度の受験生含む)が抱えていることで、今年度の受験生は、できれば今年度中にどこかの大学に合格を決めたいという気持ちが強くあると聞いています。実際に、今年度の入試の様相が安全志向になっている、志願状況が例年と異なっている、というような情報もあります。

本学では大学入試センター試験利用入試を、昨年度までは2回の実施でしたが、今年度は3回と増やしました。最後の最後まで「受験⇒合格」のチャンスを設けました。本学が気になる受験生は是非、チャレンジしてください。現在は、「大学入試センター試験利用入試Ⅰ期」すなわち3回のうちの1回目の出願を受け付けています。https://nur.ac.jp/news/8333/

それから、来年度からの国の新入試制度に備え、本学では一足早く「総合型選抜入試」も実施します。https://nur.ac.jp/news/8355/

謹賀新年

謹賀新年

当地は雪もなく、暖かく穏やかな年の初めを迎えています。

今年は、例年にも増して、大忙しの年になりそうですが(以前のブログに記載の通り、今年の本学は、いくつもの大きな計画を予定しているため)、皆さんの協力を得ながら、計画成就、目的達成を目指して、一層の努力を行っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

かの稲盛和夫氏は、中村天風の次の言葉を、JALの社員たちに告げたそうです。

「新しき計画の成就は、ただ不屈不撓(ふとう)の一心にあり。さらばひたむきに、ただ想え、気高く、強く、一筋に。」

どんな大きな夢も遅々たる一歩一歩を積み重ねた果てに、やっと成就する、すべては、想いから発する、とのことです。

~成功を強く想い続けていたいと思います。